Oil at $30 Is No Problem for Some Cost-Cutting Bakken Drillers
Bloomberg.com
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先日、①の原油価格記事が盛り上がったが、関連記事(ammennilさん、Pickありがとうございます!)。シェールオイルで30ドル以下というのは凄い。
バッケンという地域のコストを②で見てみると、50~60ドルに分布。それが既に30ドル割るところもあるし、最大生産者は40~50ドルで生産拡大できるよう準備しているとのこと。原油価格が下落し始めたときにはコストは70ドルと推定されていたが、現在は30ドルを切っても半分の油井が10%以上のリターンを出せると推定されるとのこと。色々な前提の違いはあろうが、②の状況と比較して、一気にコストが下がっている状況が伺える。
なお記事中に近隣のウィリアムズ郡の1/3のコストとあるように、地域によって掘削コストは大きく異なる。これがバッケン特有ではなく、他の地域でも同様になってくると、結構なインパクト。
なお、これが真実だとしても自分はやはり30ドルに持続的にはならないと思っている。現在世界の需要量は8000万バレル/日を超えていると思う。シェールオイルやイランからの供給が低コスト領域でコストカーブ上に増加しても、30ドルで以下で供給できる量は需要量を満たさないはず(細かく計算していないが…)。
①https://newspicks.com/news/1103386
②http://bit.ly/1IHfJIcこのコスト削減が、マッケンジーという地域の特色なのか、開発から採掘までの技術革新によるものなのか、ということが重要。
読んだ印象としては前者が大きいように思えるが、開発の効率や生産に関わるコストの改善も相当の速さで進んでいるのだろう。