ヒトの経験やノウハウ、コツを瞬時に身に付ける研究とは
コメント
注目のコメント
6回目で,インタビューはこれで最後になります.
今回は,自分が注目している触覚と身体性についてと,それをどう生かすかを話しました.現在進行中の研究なので,まだ妄想レベルの部分が多いですが,やりたいことは合気道なんかに近いのかなと思っています.少し皮膚に力を与えることで,特定の方向に動きたくさせるという.
電通大梶本先生のハンガー反射の動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=JAME211VlZk
普通のワイヤハンガーでできるので,ぜひお試しください.かぶった後に少し斜めにずらすのがポイントです.
何名かの方がコメントしてくださっていますが,こういう装置でできるようになったとして,行動の仕方が良い側にシフトするのか?それが定着するのか?あたりは非常に興味のあるところで,これからの課題かと考えています.身体に負担の少ないレベルなら良いけど、なんでも簡単にできる快感に溺れて、気付いた時には身体が壊れてる。なんてことが多発しそう。
是非普及してほしい技術なだけに、個々人での利用範囲などルールを明確にしたうえで世に出てほしい。
もう一点気になるのは、この技術が普及することで動作の進化が加速するか?停滞するか?
普通に考えれば、競争のレベルが上がるので加速しそうなものだけど、実現に至る工夫が省略されるので、単純な身体の強さによる進化の加速は望めても、工夫による進化は停滞しそう。
まぁーでも、フィジカルエリートが一種目しか極められない状況から複数種目極められるようになるだけで、かなり進化するだろうし、その先にさらなる工夫の進化が待ってて、今までにない進化のサイクルが回りだしそう。
と、妄想してしまった。