JPモルガンのダイモンCEO、ハリス氏勝利なら政府要職検討=米紙
AI要約
- 1JPモルガンのダイモンCEOは、民主党のハリス副大統領が大統領選に勝利した場合、政府要職への就任を検討している
- 2ダイモン氏は、共和党候補のトランプ前大統領が勝った場合の報復を恐れ、考えを公にしていない
- 3彼は過去に政府要職就任の可能性は「ほぼゼロ」と発言しつつも、影響力のあるポジションなら政党に関わらず検討する意向を示している
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注目のコメント
ジェイミー・ダイモン氏の金融業界における実績は申し分ありません。ハーバードビジネススクールを卒業後、Amexに入社。3年後にはTravellers GroupをリードしたSanford Weillとともに、Commercial Creditを買収。PrimericaやSmithbarneyなどを買収し、最終的にはCiti Groupを取り込んで一大金融コングロマリットを組成。そのエグゼクティブとして活躍しました。
Weillとの折り合いがつかず、Citi Groupを離れ、Bank OneのCEOに就任しましたが、JPMorgan Chaseに買収されます。しかし見事なのは、買収元のJPMorgan Chaseの社長兼COOとなり、2005年にはしJPMorgan ChaseのCEOとなります。
それから20年、JPMorgan Chaseを世界最大の銀行に育て上げ、トップとして金融業界をリードしています。
2017年には、トランプ政権の雇用拡大のためのビジネスフォーラムの一員にもなっています。今度はハリス氏の側に立つのでしょうか?ハリス御祝儀相場が完全に終わりトランプ再優勢で選挙間際を迎える今、セレブや経済界の最後の動きが活発化している。同じく国政選挙終盤の日本における起業家や投資家、芸能スポーツセレブの政治発言皆無とは極めて対照的。