【必修】厄介な感情は「言語化」でコントロールできる
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感情を表現する語彙力が足りていないと、複雑な感情を単純な言葉に置き換えてしまい、感情が発しているシグナルを正しくキャッチできない……そんな人が増えているといいます。
というわけで、特集3日目のテーマは「感情マネジメント」です。記事中で紹介している「プルチックの感情の輪」もたいへん面白いのですが、同じくらい「積極的に文学に触れて、感情を表現する国語力を磨いてほしい」という大芝さんの提言が刺さりました。感情の輪、図としては見たことがあったのですが、解説付きで読んだのは初めてでした。隣り合う感情が生み出す「複合感情」という部分、スッと腑に落ちます。関心がある故に攻撃的になると。
心理的な葛藤がある瞬間、その感情を自分で言語化し、原因となってるファクト、そしてなぜ自分が重要だと思うか?を見つめて、必要に応じてコーチングを受けるというのを続けていますが、とても有効です。何度も救われてきました。
自分の「感情を知る」というのも有効ですね。
余談ですが、この図の感情の色、映画インサイドヘッドの感情たちとだいたい一緒ですね。怒りは赤なのか…「語彙が足りないからメタ認知できない」は良い問題提起だと思います。
一方で、感情の程度を示す表現を知る、というのは解決策としては中途半端な気がします。
それよりも自分がどうしてイライラしているのか、どうやったら解消されるのかを描写できるようになる方が建設的ではないでしょうか。それこそ語彙が必要になるし、人間がものごとを認知する際のバイアスを理解する必要がある。生き物としての自分が意外とポンコツで感情にはバグだらけだということを知らないことには生きづらさを拭えないと思います。
そうやって総合的に「感情の出どころを理解する」が一歩進んだメタ認知になるのではないでしょうか。