【週末に読む】仕事と人生に悩んだときに効く15冊
NewsPicks編集部
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今回の「今週の1冊」番外編では、NPの出版部門であるNewsPicksパブリッシングの5周年を記念し、既刊本の著者・翻訳者の方に「自著の次に読んでほしいおすすめ本」を聞いています。前編とはまた違う、オリジナルなラインナップにぜひご注目ください。
書籍キュレーション記事は複数回担当していますが、知らない本と出会えるため、何度やっても好きな企画です。個人的には、石川善樹さんの「何か1冊教えてと言われたら必ずすすめる本」という触れ込みに心を動かされ、早速ポチりました。三連休のお供にしたいと思います。読書の意義は無限にあるが、実用的なものを読む意義が『足らざるを知る』なら、実用から離れた本を読む意義は記事にあるように、争いは正義と悪のぶつかりでなく、『正義とまた別の正義のぶつかりである』を知ること。
戦争も政治も職場の人間関係も嫁姑親子、いざこざはすべてこれ。
自分の世界しか知らないと人は自分が正義、相手が悪となる。自分以外の世界を広く持つことが二元論でなく、正義と正義の論争はガチでやるが、それを人間関係の崩壊にしない唯一の術。
容赦なく言い合い、いい関係でいる、それができる人と深く繋がる。近刊が多いかと思ったら、意外なタイトルが出てきて驚きました。
『ものぐさ精神分析』(岸田秀著)は、精神分析や心理学に関心のある方のみならず、哲学・思想に興味のある方ならハマってしまうはず。
「唯幻論」です。
『後世への最大遺物・デンマルク国の話』(内村鑑三著)や『天、共に在りアフガニスタン三十年の闘い』(中村哲著)も出ており、振れ幅の大きなリストでいいですね。