シャープ、営業赤字350億円 ４～６月スマホ液晶不振
日本経済新聞
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前期は2223億円の最終赤字。先月、3500人の希望退職を実施を発表。あわせて８月から一般社員の給与を１～２％カット、冬の賞与も前年の半分の１カ月分に減らし、人件費は総額で250億円削減を予定。
「シャープ、希望退職3500人を労組と合意 」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ17HKX_X10C15A6TI1000/液晶もIGZOは優れているのだが、マルチベンダーにならずに採用は実質的に自社のみとなったのが完全に失敗。iPhoneを取り逃してしまった。
量産化の特許をどこかのベンダーと提携してでも、量産化は道筋をつける戦略にすべきなのに技術の独占を目論んで失敗。
もう、IGZOレベルは他社でも実現可能になってきているし、液晶事業の優位性は完全に消えましたね。
（追記）m kさんありがとうございます、
失敗への流れを軽く解説しますね。
・IGZOという素晴らしい液晶技術ができた。（科学技術振興機構）
↓
・シャープ「俺ら世界初のIGZO量産技術開発したぜ！特許取ったぜ！」
↓
・Apple「IGZOいいな、iPhoneに採用したいな」
↓
・シャープ「もちろん！でも供給はウチの独占だぜ！何せ他社は量産できないからな！」
↓
・Apple「iPhoneは安定供給が命。ひとつのメーカーの部品の量産で進捗悪くなったら困るから、基本的に複数ベンダー供給じゃないと採用しないよ」
↓
IGZO、iPhone採用されず、細々とAQUOSPHONEで。。 ←今ココ
