セブン買収資金、カナダ年金基金が支援の用意-クシュタールに協力へ
AI要約
- 1カナダのクシュタールがセブン&アイ・ホールディングスへの買収提案を進めており、CDPQが資金支援を検討している
- 2クシュタールは買収提示額の引き上げを検討中で、セブン&アイは企業価値が過小評価されていると反発している
- 3セブン&アイは傘下事業の一部の株式売却も考慮している
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注目のコメント
CDPQ(ケベック州年金)は当初から出ていて、おそらくCPPIB(カナダ全体の公的年金)やOTPP(オンタリオ州教職員年金基金)とも交渉中。
7&iHD買収資金、クシュタールはカナダ年金基金に接触-関係者(2024/8、Bloomberg)
https://newspicks.com/news/10472369
CDPQは自然電力への投資や航空機リースのJVをSMBCアビエーションキャピタルと今年設立している。
また、CPPIBは、日本への投資比率を引き上げたい意向があったし、OTPPはSmartHRに投資済み。
カナダ年金、日本の再エネ企業に700億円 脱炭素マネー(2022/10、日経新聞)
https://newspicks.com/news/7711185
SMBCとの航空機リースJV
https://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20240129_02.pdf
カナダ公的年金CIO、日本株比率引き上げへ「株高続く」(2024/7、日経新聞)
https://s.nikkei.com/3Z3ajZg
https://www.cppinvestments.com/the-fund/
【解説】投資家はSmartHRの「何」に214億円も投じたのか?資金調達とセカンダリー取引の裏側を新CFO森さんに聞いてみた(2024/7)
https://newspicks.com/news/10210552クシュタールが本気で買収に来てるので、セブン&i は脇が甘かったという他ありません。ヨーカ堂の切離し等、全て決断が遅かった、経営者の油断と判断能力の問題でしょう。
良い会社のアップサイド割安要因があれば、村上ファンドよろしく、どんな理由であれ株主資本主義の論理の中で、買収される可能性を上場経営者は認識すべき典型的案件です。