中野サンプラザ工事中止で廃墟化？工事費900億円上振れ、野村不動産が通告
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工事費の坪単価が、企画時134万円だったものが305万円と2.2倍になったのが原因とあります。設計変更をするしかなく、プロジェクト全体を縮少するのでしょう。
どこもかしこも、思ってたより工事費が上がる現象が起きていて、こういうファシリティマネジメントには従来と同じ発想じゃダメなんだなと思わされる。
原因はいろいろあると思うけど、技術革新でカバーしつつ、材料が適切というか手ごろな価格で揃えられるようにするためにはどうしたら良いのかと思わされる。全く業界の事は解っていませんが、資材費の高騰は当然影響しているとして、更には下請への取締りが厳しくなっていることが関係しているのではないでしょうか。
ここ最近は日本全体の賃金を上げる施策が取られていますが、上場企業への賃上げが要請され実施されているものの、中小企業にはまだまだそれだけの余力がない状態です。
次の課題としては物価の上昇を下請けにも適切に反映させて中小企業でも賃上げが実施できる状態を作り出すことにありますが、その影響で、日産の事件など公取の取締りが以前よりも厳しくなっているように感じます。
建設業界は以前より多重下請け構造が常態化しており、末端のエンジニアの報酬が低いことが問題視されていますので、そのような背景が影響しているのではないかと推察します。
