王者タイミーに出遅れた「シェアフル」…パーソルの積極投資で攻勢
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注目のコメント
国内の人材サービス業界において、この10年で注目を集めたモデルが、ダイレクトリクルーティング(cf. ビズリーチ)、スポットワーク(cf. タイミー)、クラウドソーシング(cf. ランサーズ)、など。正社員・バイト・副業・フリーランスと形態は違うものの、どれもリソース・人材の流動化をもたらす仕組み。
人材を必要とするエンドクライアントにとって、スポットワークの人材が明確に選択肢になったことにより、人材サービスにとっての総合格闘技のような状況が始まっていくことでしょう。派遣の領域における即払いなどのモデルが導入されて市場の大変革が起きてもおかしくない。
リクルートがこの領域に本気で踏み込んでくるかはまだ不透明ではありますが、これだけスポットワーク市場が確立し・広がってきた中で、スポットワーク市場単体だけではない視野での戦いが今後始まっていくのではないかと思いますね。
タイミーの上場時の成長戦略に関する所管・コメントは↓
https://newspicks.com/news/10323411/?ref=user_280855
https://newspicks.com/news/10318209/?ref=user_280855継続的に取材してきたタイミーですが、今回はタイミーの背中を追うパーソルグループの「シェアフル」を取材してきました。
タイミーとシェアフルは、スポットワークサービスとしては黎明期からあるサービスでしたが、現状ではタイミーが先行しています。
拡大する市場で、シェアフルはどう戦っていくのか?
元ランサーズCTOで、現シェアフル社長の横井聡氏にインタビューしました。私が疑念を抱いていた問いに対して書かれていました。
何故同時期のシェアフルは注目されてないのだ…?と。
パーソルは、新規事業がとにかく苦手な印象。
投資に臆病が故に、
・大きな投資をかけられない
・投資が遅い(ある程度見込みが出たり、競合が伸びないと投資しない)
シェアフルでようやく勝てる事業を創ったと思いきや、ランサーズとの合弁会社だったのか。
dodaでさえ、買収から生まれた事業。
M&Aが強い会社なんですよね…
それはそれで良いんですが。
新規事業に力を入れてる割に、
大きく勝負に出ない、ザ大手企業。
社員も意識は高いけどどちらかというと保守的な社風なので、会社はヒトなんだなと思い知らされる事例。