セブンに書簡、買収交渉への積極関与要求-長期株主の米資産運用会社
AI要約
- 1カナダのクシュタールがセブン&アイ・ホールディングスの買収提案を行い、株主が取締役会に交渉の要請をした
- 2アーチザン・パートナーズは、セブン&アイの株主価値向上を求め、交渉の進捗状況を報告するよう促した
- 3この買収は日本企業の外資による最大規模のもので、株主価値を高める機会とされている
コメント
注目のコメント
この会社の迷走が明らかになったのは、2016年に当時の会長兼CEOだった鈴木氏を、社外取が中心になって追放した事だと思います。そして、今回のM&Aについても社外取が方向性を示すことになっています。英米をまねて取り入れた社外取制度ですが、ここまで会社の盛衰に決定権持ってしまった以上、社外取制度を見直す機会にすべきだと思います。弁護士、元官僚、大学教授、女優、スポート選手などビジネスの経験がない社外取ばかりなのは世界で日本だけです。
取締役会の対応は如何に?
株主には情報提供せざるを得ないでしょう。
≪クシュタールとの買収交渉の最新状況について、9月19日までに株主に情報提供するよう求め、協議をオープンにしなければ責任を問われると警告した。≫提案当初、市場株価は買収に好意的と読めました。
セブン&iが買収反対だとしても、いまさら何をやっても遅いでしょう。これは経営陣の失策です。