NY株、連日の最高値 エヌビディア決算待ち
AI要約
- 127日のニューヨーク株式相場は大きな変動はなく小幅上昇した
- 2ダウ工業株30種平均は前日比9.98ドル高の41,250.50ドルで、史上最高値を更新
- 3ナスダック総合指数も29.05ポイント上昇し、17,754.82で取引を終えた
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注目のコメント
AIを中心にバブルに懸念があるハイテク株は調整色が強いものの、高配当、中小型、景気敏感株は高値を更新するなど循環物色が良く効いています。腰の強い相場に典型的な動きです。ただ、M7などハイテク株は時価総額が1社で300-500兆円あります。中小型株は1500億円程度と1/3000です。循環物色が進んでも、ハイテク株の下落を補うには無理があることには注意が必要です。
きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。
ナスダックも下げ渋ったものの上値の重い展開が続きました。
前日のダウ平均は終値ベースでの最高値を更新しましたが、本日も小幅ではあるが、最高値を更新しています。
投資家は明日に予定しているエヌビディア<NVDA>の決算を待っており、前日のIT・ハイテク株の売りはそれに向けての調整との指摘も出ています。
同社の決算はAI関連株の重要な指標となっており、投資家は今回の決算でAIの健全性を見極めようとしています。
米株式市場は月初の厳しいスタートから安定した足場を見つけようとしています。
パウエルFRB議長が金曜日に来月の利下げ開始を示唆したことで、投資家は楽観的になっていますが、議長はペースについては具体的に明言はしていません。
市場では来月から年末まで連続での利下げ実施を見込んでおり、中には大幅利下げもどこかであるとの見方も出ています。
強気な見方は依然として多く、前日はIT・ハイテク株の下落でS&P500も反落していましたが、ストラテジストからは、それを気にし過ぎる必要はないとの見解も出ています。
「S&P500は7月16日の終値ベースの高値を上抜こうとしているため、やや乱高下しているが、ゴルディロックスを示すデータ、FRBの利下げ期待、堅調な5-7月期決算など、強気派には強力な追い風が吹いている状況。
金利もVIXも落ち着いており、GREED寄り中立継続。
注目のエヌビディア決算ですが、好決算叩き出せれば上昇トレンド続行確定と必ずしも言い切れない気がします。