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ロシアの2人に1人が使うテレグラムCEO逮捕「刃物製造者の責任」に単純化できない根深さ

新聞記者×MBA 世の中まるっと二刀両断
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注目のコメント

  • Sugibuchi Tsuyoshi
    保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    「テレグラムは「表現の自由」を重視するあまり、違法行為の取り締まりに消極的だったという指摘がある。完全な匿名性を保証しつつ、違法行為を防ぐことは技術的に困難」

    とっても個人的には、Telegramに関しては暗号化という側面が実態より強調されすぎるあまり、モデレーションの可不可云々と議論が無駄に面倒な技術論にミスリードされている印象も持っています。

    まず暗号化に関してはSignal等の競合と比べてもTelegramにおけるE2E暗号化の使用は限定的で、Telegramを暗号化されたプラットフォームと強調するのはかえって誤解を招くとぼやく暗号の専門家もいます。

    Is Telegram really an encrypted messaging app?
    https://blog.cryptographyengineering.com/2024/08/25/telegram-is-not-really-an-encrypted-messaging-app/

    そしてモデレーションは一般的にプラットフォームが自身でホストするコンテンツを監視する行為ですが、Telegramに関しては違法コンテンツの多くが暗号化されていないチャンネルで公開されている以上、政府等の第三者も一定程度監視は可能です。

    例えばフランスにはSREN法という児童をオンライン犯罪から守ることを目的とした新法があって、チャイルドポルノなど児童虐待コンテンツをホストした業者には警察等からの通報後24時間以内の削除を義務づけています。違反に対しては懲役1年以下の刑事罰があります。

    月曜日の検事の声明には様々な容疑が列挙されていますが、今回令状を出したのがOFMINという児童被害の犯罪を扱う部門という背景もあり、容疑の中に警察が特定した違法コンテンツの削除要請に対する対応が含まれる可能性を考えています。

    詳細は水曜日に明らかになりますが、仮にこれが含まれるとモデレーションの可不可といった技術論以前の、遵法意識の問題ですよね。


  • 伊藤 慧
    インターネットビジネス

    >一番大きな違いは、「継続的な管理の有無」にある。刃物は製造後に製造者の下を離れるが、テレグラムは継続的にサービスを提供し、ユーザーの活動を把握できる立場にある。

    >「電話での犯罪をすべて監視」は、確かにできない。ただ、実際に悪用されて犯罪が起きたときに、後追いもできないのが良いのか。

    このあたり、なるほどなぁ、と思いました。
    刃物に例えて論じるよりは、「Amazonで麻薬の売買が違法に行われていたとして、Amazon側に責任が無いと言えるのか」みたいな例えの方が近いのかも。


  • Yamanishi Yudai
    フリーランス/零細投資家

    Winny事件のときもそうでしたが刃物製造者の責任に単純化するのは私も何となくモヤモヤします。犯罪を犯しやすい環境を提供しているのは間違いないわけで何も対策を講じないのを是として良いものか…悪いのは実際の犯罪者であることは疑いようがないですが犯罪者が躊躇する仕組みはやはり必要ではないかと思います。


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