どの店舗でも「いつものカットで」を可能に QBハウス、実現目指す
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注目のコメント
現時点では構想のお話のようではありますが、サービス業の本質を突いていると思いました。
有形の商品材と異なり、無形性を特徴とするサービス材の最大の課題は、サービスの均質化にあることは間違いありません。
理髪店だけでなく、医療、接客、飲食なども含む全てのサービス業にとって、「いつでもどこでも同じ体験が提供される」ことは、顧客の信頼を上げることはもちろん、ブランドイメージの統一化にも貢献するものです。
その観点で、記事で語られている顧客データ/カルテの共有は、それに向けた大きな一歩なのだ思います。
一方、恐らく次に課題になるのは、スタッフのスキル・ノウハウ均質化でしょう。たとえカルテが共有されても、全ての店舗スタッフが同じクオリティでサービスを提供できるようになるための壁はかなり高いものです。
従来、スキル研修やエリアマネージャー制による監視が用いられてきた主たる手法ですが、この領域でいかにデジタル技術を活用できるかが、次の大きな挑戦になるはずです。
昨今では、生成AI(LLM)に商品情報やブランドのコンセプトを学習させ、スター店舗スタッフと同等のトークスキルを持ったアバターを展開させるなど、接客領域では、サービス品質の均質化に向けたデジタル活用の取り組みも生まれはじめています。
ですが、カットや施術など、物理的アクションへの応用には、まだまだ時間と数段階の技術的イノベーションが必要な段階なのだと思います。はい、良いサービスだと思います。
ただし私の場合は「この前切ったのが1カ月半前」とか言えば概ねOKです。
私程度の顔だとはいきなりスポーツ刈りにされたりしなければ大丈夫です。デジタルで過去の履歴を情報共有して、顧客経験価値を高める取り組みはありだと思う。
一方、恐らく個人ごとの力量差はあると思うので、顧客は価格、サービス、時間などを勘案して、なにを選ぶかということなのではないか。