パリ五輪で「反セックスベッド」再び? 選手村から「テスト動画」続々 「トコジラミ」対策に賞賛も
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数週間で数千人分のベッドが必要になる環境なので、段ボールベッドは理にかなっています。
段ボールベッド自体、災害時の活用などでも進んできており、避難所運営のために備蓄したり、段ボール製造工場と災害協定を結ぶ自治体も徐々に増えております。「昨年、パリで広範囲にわたってトコジラミが発生したことを考えると、賢明な選択です」
居住者が入れ替わる度に前のベッドを使い捨てにして交換するのならともかく、段ボールベッド自体はトコジラミ対策として有利ではないと思う。むしろ不利じゃないかな。潜める隙間の存在が一番の大敵なんです。
(追記)
反セックス云々に関しては選手村の責任者に取材したSkyの記事が、書き出しのひねりも効いていて良記事です。
https://news.sky.com/story/paris-2024-olympics-condoms-for-athletes-but-no-champagne-organisers-hope-games-can-unite-a-world-in-conflict-13095259
「大会責任者はコロナウィルスと紛争で分断された世界が段ボールとコンドームによって一つになることを期待している」
コンドーム30万個提供も責任者がインタビューの冒頭であっけらかんと話しています(日本だとちょっと考えにくいかも)。インタビューの主題は、ソーシャルディスタンスを強いることが避けられなかった東京大会に対して、パリ大会では選手の交流を奨励したいという点です。
反セックスベッドの噂とコンドームに関しては大会公式サイトも反応しています。
https://olympics.com/en/news/paris-2024-cute-olympic-branded-condoms
Instagramで紹介された「選手村公式コンドーム」のパッケージの写真が可笑しい。「愛の舞台でフェアプレイ」とか。お土産に持って帰る人もいると思う。芝生の上でも、建物の間でも、選手たちが乱れているという選手村だ。30万個のコンドームが準備されている。
段ボールベッドの話より、使用後の快適なairweave マットレスがオリンピック終了後、全16,000床あちこちに寄贈されるので、親密な行為の遠慮をお願いしているのだろう。フランス軍、パリ・オペラ座バレエ学校、フランス国内の公共・民間団体や教育機関などに寄贈される予定だ。