2024/7/25

【9割が外国人】住宅屋がつくった「常識破りのホテル」が大ヒット

NewsPicks 記者
インバウンド業界で「あのホテルはすごい」と注目を浴びているホテルブランドがある。
都市部立地で、広くて家族向け、長期滞在中心というアパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」だ。
2018年に開業したばかりのホテルグループにもかかわらず、東京、大阪、京都27施設を運営し、2024年3月期通期のホテル運営による売上高は150億円超に達した。
通常のホテルより高い単価を維持している上に、宿泊客も93%が外国人という圧倒的なインバウンド比率。施設スタッフも85%が海外出身という、これまでのホテルとは全く違うビジネスを展開している。
実はMIMARUは、大和ハウスグループのコスモスイニシアの新規事業として始まったビジネスだ。
ホテル経験のない「素人」たちはいかにして、業界内でも評判のホテルを作り上げたのか。
NewsPicksでは、事業を立ち上げたコスモスホテルマネジメントの幹部2人を直撃、新規事業をどう始めたのかを聞いた。

日本のホテルは「狭すぎる!」