日本の競争力を上げるには、金融緩和を維持するしかない
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注目のコメント
エコノミストの見解としては極めて妥当な評論記事であろう。ただ、記事最後のまとめには異論がある。以下に引用する。
”日本で生み出されるモノやサービスの競争力を高め、日本の家計を豊かにする環境を実現するには、世界経済が著しい回復を持続する一方で、わが国は金融緩和を維持し、内外金利差を大きく拡大する状況にしていく以外に道はないと言える。”
金融緩和維持で内外金利差を拡大させながら、” マーケティング力を高める ” ことで競争力を上げ豊かな生活の実現に繋がる。日本政府と経済界が、日本企業のマーケティングレベルを上げることに本気にならない限り、アベノミクスの第三の矢を成功させるのは絶対不可能である。フィリップ・コトラーのワールド・マーケティングサミットを東京で開催し政府を巻き込む意味はそこにある。