“危険な暑さ”で電力需給に厳しさ 東電は他社から融通 「効率的な電気の使用」呼び掛け
AI要約
- 1東京電力パワーグリッドは中部電力パワーグリッドから融通電力を受電して、電力需給を改善するための措置を行った
- 2熱中症アラートが出ている地域で電力需給が100%に達すると予測されたため、他の送配電事業者からも電力を受電し、安定供給に努める方針を示している
- 3利用者に対しては、冷房の効果的な使用と節電への協力を呼びかけている
コメント
注目のコメント
これだけ「危険な暑さ」になるということは、「危険な電力供給」になるということですね。
先ほど、OCCTO(電力広域的運用推進機関)から、発電機を持っている事業者への焚き増し要請(能力いっぱいまで働かせて!というお願い)と節電への協力依頼が出されています。
わかりづらいかもしれませんので補足すると、発電機を持っている事業者さんも、例えば電気を外部から買ったほうが安い、といったような場合には発電機は目いっぱい働かせていなかったりします。寝かせていたり、目いっぱい使っていなかったりするものを「発電能力が足りなくなっているので、あなたのところの発電機を働かせてください!」というお願いをしているわけです。
夏の日中は太陽光発電が発電するのですが、ただ、あまりに暑いと発電効率が落ちるのも事実。。。
東京電力管内の電気は、福島の原子力は廃止になり、新潟の原子力はまだ動いていませんので、東京湾岸の火力発電への依存度が6割くらいにもなっています。その多くが高経年化していますので、この暑さの中でフルで動かし続けると、どこかに不具合が出る可能性ももちろん考えなければなりません。
エアコンはこの状況で切ることはできませんので、できる範囲での節電をちょっと頭の片隅に置いていただければm(__)m。効率的。。。
テレワークせずに出社しよう!
家族は冷房はリビングのみ リビングで寝よう!
EV車の充電は控えよう。
かな?
それにしても殺人的な暑さだ。。。東電管内の電力需給見通しについては、↓をご覧ください。
https://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html
今回は中部電力(60Hz)から融通を受けましたが、周波数変換所(50Hz<-->60Hz)の容量が大震災以後拡充されており、まだ慌てる状況ではありません。
供給がどうしても足りないときは、需要を制限することになりますが、あらかじめその事態を想定した契約になっている一部の大口需要家から対応していくのでしょう。