エヌビディア株が調整局面入り、過去3営業日で時価総額68兆円消失
AI要約
- 1エヌビディアの株価は24日の取引で下落し、時価総額が消し去られた
- 2半導体銘柄全般への重しとなり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は24日に3%下げた
- 3投資家が人工知能(AI)疲れに見舞われ始めたり、上昇銘柄が一部に集中し過ぎていることへの懸念を強めたりする可能性がある
コメント
注目のコメント
もうパターン化しています。この会社は1、4、7、10月に決算を発表します。決算内容は驚異的でアナリストの予想の上限を突破する内容を出し続けています。前回は4月でした。しかし、しばらくするとこのような好決算が今後も続くのかと疑心暗鬼になり、株価が軟調になります。要するに、次の7月の決算が注目だという事です。もっと言うと、この会社のこのパターンは生成AI以降だけでなく、もう7年ぐらい前から続いています。
きょうもエヌビディア<NVDA>に売りが強まっており、先週の取引時間中の高値140.76ドルから14%下落しており、トップとなった時価総額も3兆ドルを下回り、調整局面入りとなっています。
特段の悪材料は見当たりませんが、6月期末を迎えてポジション調整が出ているようです。
一部からは「短期的には、投資家がAI疲労に悩まされ始めるか、株価指数におけるAI関連銘柄の寄与度の集中をより広く懸念するようになる可能性がある」との声も出ています。
低迷しているとはいえ、同社株は今年140%以上の上昇を続けており、S&P500の構成銘柄の中では、同じくAI関連銘柄として人気の高いスーパー・マイクロ<SMCI>に次いで2番目のパフォーマンスとなっています。