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なぜ日本経済は成長できないのか…日本から「天才たちが逃げる理由」を「ライドシェア解禁見送り」から解説します!

現代ビジネス
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注目のコメント

  • 黒瀬 浩一
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    りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト チーフエコノミスト

    日本に来るインバウンドの観光客は超お金持ちも含め相当に困っています。日本のタクシー業界が、世界を敵に回してでもライドシェア解禁を阻止する政治力がなぜあるのか、裏金と関係はあるのか、ジャーナリストの出番だと思います。このままでは、インバウンドの伸びしろを犠牲にタクシー業界を保護することになります。外国人旅行客から見ても、日本は全ての物価が安いのに、タクシー代だけは高いそうてす。


  • 土屋 武司
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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    2024年 いま
     79年
    1945年 敗戦
     78年
    1867年 大政奉還
     80年
    1787年 寛政の改革
     71年
    1716年 享保の改革
     75年
    1641年 鎖国
    そろそろですね。たいてい、その期間の半分を過ぎた辺りから矛盾が生じ始める。そして、プツンと切れる。


  • 辛坊 正記
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    20世紀初頭に巨頭と呼ばれる経済学者が二人現れました。ケインズとシュンペーターです。シュンペーターはイノベーション、即ち創造的破壊が経済を成長させると捉えています。新たな産業が台頭する過程で成長力の落ちた古い技術や産業が淘汰され、新たな産業が新たな投資と需要を生んで経済を成長させるのです。新たに登場した製品やサービスが魅力を失うと経済は再び停滞し、次のイノベーションが起きて経済は新たな成長局面に移ります。政府が免許を与えて安心安全を担保するタクシーという古い社会インフラを破壊し、GPS、キャッシュレス決済、クラウド、ビッグデータ、スマホ、AIといった新しい技術の組み合わせがSNSを通じて安心安全を担保する形の全く異なる社会インフラに変えたライドシェアは、その典型的な事例の一つでしょう。政府が破壊的イノベーションを拒否して古い社会インフラであるタクシー事業者を守るようなことをしていれば、日本が成長する筈がありません。
    これに対し、ケインズは、急激な需要不足で失業者が溢れる状態なら、政府が公共事業をやって需要を生んで生産を増やせば経済は成長軌道に戻れるとしています。夜中に道路を掘り起こして早朝に道路を埋める作業で雇用を生めば、需要不足が消えて景気は間違いなく良くなります。しかしこれは、外生的なショックで生まれた需要不足を解消するに過ぎず、本源的なところで経済の成長力を高めることになりません。現にケインズも、景気が好調な時に政府が貯蓄することを前提に、恐慌の時は借金して需要を増やせと言っているだけで、野放図に財政拡張して需要を生めと言っているわけではありません。なにかにつけて公共事業と補助金で需要を作れば経済が成長するというのは、国民の歓心を買いたい政治家等によるケインズの曲解です。
    要は、シュンペーターは労働力・設備・技術という生産手段の増加に長期的な経済成長の原動力を見出し、ケインズは生産手段が不変の中で生まれた外的要因による需要不足への対応手段を述べているのです。両者が相俟って経済は成長して行くのですが、パーティー券を買う既存業界の保護にのみ政治家が目を向け、魅力を失ったモノやサービスを生産するがゆえ生まれる需要不足を公的支出で埋めてイノベーションの芽を摘み続けているのですから、日本が停滞に陥るのは当然です。規制の在り方を、根本的に見直す必要がありそうに感じます。


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