10戸に2戸が無人、「空き家率」ランキング全国首位 ゴーストタウン化する和歌山の苦悩
コメント
注目のコメント
一般的に空き家が増えると景観を損ね、治安が悪くなると言われます。
和歌山県は地域おこし協力隊制度を使いながら空き家対策に取り組んでいますが、現実厳しいものがあると聞いたことがあります。
空き家問題は結局は相続や所有権の話が多いので、空き家になる可能性がある際に、空き家バンクや親族に相談することがかかせません。
私が住んでいた鳥取県鳥取市に鹿野町という地域があり、全国的にも空き家対策で有名です。
NPOの空き家バンクが、仲介し、持ち主から移住希望者に又貸をするサービスです。持ち主からすると空き家が使われることでリース料が入るのと、また空き家バンクを通じた地域づくりとコミュニティ形成がなされていて、すげーっと思っていつも視察に行っていました。
👇
https://www.shikano.org/bank/”昨年総務省が実施した住宅・土地統計調査の結果(速報値)によると、全国の空き家数は30年前の平成5年の2倍超となる約900万戸と過去最多、総住宅数に占める空き家率も13.8%と過去最高”
「住宅・土地統計調査(総務省統計局)」の速報結果から和歌山県と徳島県の空き家率が1位に。長野県は平成25年2位、平成30年3位、今回は6位に。空き家率20%を超えるのが6県に。行政の空き家対策は都市計画や建築住宅の担当だけではなく、防災、福祉、コミュニティ、移住定住など自治体の総合戦略と照らし合わせて部署間連携での検討が必要と感じました。
令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/g_kekka.pdf空き家問題が、行政の単一部局では解決し得ない問題であることは自明。
こういう時こそ、政治家の出番ではないのか。
空き家問題の解決は、それだけでなく、例えば分散型の宿泊施設への転化など、新たな需要創出の可能性もある。
その可能性の見極め費用や、耐震強化のための費用などは、意志を持って政治家が予算づけすれば良いと思う。