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「オロナミンC」と「リポビタンD」の決定的な違い…日本がレッドブルを生み出せなかった残念な理由とは? - 今週もナナメに考えた 鈴木貴博

ダイヤモンド・オンライン
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注目のコメント

  • 和田 崇
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    ㍿Laboro.AI 執行役員/マーケティング部長

    レッドブルが世界を席巻した理由が、「とにかくマーケティングがうまかった」とした場合、ここで言われている”マーケティング”とは何なのかを明確にしておいた方が良いのだと思います。

    味・成分の改良などの商品(Product)面に、広告宣伝・販売促進(Promotion)面だけでなく、販売ルート・店舗の確保(Placement)面は間違いなく行われているはずですし、価格(Price)面も競合重視設定なのか、利益重視設定なのかは不明ですが、相当な検討が行われているはずです。

    味と広告のみに注目が行きがちですが、いわゆるマーケティング・ミックスの各方面での工夫が行われていたはずで、読むほどに簡単なことではなかったのだろうと想像しています。

    その中でも個人的に成功に寄与していると思っているのは、最近の用語ではCEP(Category End Point)、言い換えれば利用シーンの創出なのだと思っています。「レッドブル、翼を授ける」は有名なキャッチコピーですが、これはコピーのうまさだけでなく、エナジードリンクを飲むための新たなシーンやオケージョンを消費者に植え付けることに成功したのだと思います。

    健康飲料からは離れますが、飲料で言えば缶コーヒーはこのCEP大量生産フィールドの最たるもので、「朝用」「仕事用」「ドライブ用」「リラックス用」など、覚醒作用を様々なシーンに置き換えることで、飲料の飲み方の提案をし続けることで新市場を創出し続けています。

    「マーケティング的な成功」というと非常に簡単に聞こえてしまいますが、「新市場の創造による成功」とすると、グッとその難易度が高くなるように聞こえる気がします。


  • 高田 敦史
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    A.T. Marketing Solution 代表 VISOLAB(株)CMO マーケティング、ブランディング

    この記事にも少し記述がありますが、レッドブルの源流は1970年代にタイ市場で販売されていた「グラティン・デーン(赤い牛)」というドリンクです。しかし、当時のタイの栄養ドリンク市場はリポビタンDが圧倒的なシェアを占めていました。

    そんな中でレッドフルの創業者であるディートリッヒ・マテシッシ氏が経営権を買い取り、独自の配合でつくり直したのが現在のレッドブルです。マテシッシ氏はリポビタンDを製造する大正製薬のオーナー家(上原一族)が日本の長者番付で1位の常連であることを飛行機の機内誌で読み、栄養ドリンク市場の可能性を知ったと言われています。

    街中での派手なプロモーションやモータースポーツ、エアレース、エクストリームスポーツ(スノボ、サーフィン、BMX)などのバックアップを積極的に展開し、成層圏からのスカイダイビングの動画も大きな話題となりました。
    内容物や効能での差別化が難しい栄養ドリンク市場で、レッドブルはブランディングのパワーを見せてくれました。


  • 田中 安人
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    株式会社グリッド CEO

    マーケティング戦略で新たな大陸を見つけ出したということですね。


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