小さい事業者こそPDFリテラシーを補強せよ
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注目のコメント
「よくPDF使ってる人」としてお声がけ頂いたのですが、めちゃくちゃ勉強になりました!
毎日のようにお世話になっているPDFなのに、自分はPDFのことを何も分かってなかった(超もったいなかった)んだなと気付いて目から鱗!
フリーランス法も始まるので、
電子サインを求められるPDF契約書にちゃんとコメントバックしたり、
逆に自分の契約書フォーマットで相手にサインを求めたり(Proプランなら電子契約サービスのサブスク契約しなくてOKなのでコスパ良し)、
PDFでできることをしっかり知っておくことは大事だと思いました。
あと、デザインやイラスト、企画書、提案資料など自分の大事な知的財産を守るためにも、
フリーランス的にはPDFの機能をちゃんと把握しておくことが必須ですね。
(フリーランス向け弁護士費用保険「フリーガル」も知財トラブルに対応始まるのでセットで要チェックですね!)PDFを使わない日はないけど、その使い方といえば限られていませんか? 「表示崩れ」や「印刷ズレ」をさせないためか、「編集しやいフォーマットで誰かに渡したくない」ときが多いと思います。
フリーランス協会の平田麻莉さんと共に「そもそもPDFってどんなフォーマット?」を開発したAdobe社のガイドで改めて学びました。
そして、フリーランスや個人事業主にとって「あるあるの痒いところ」の課題でPro版の拡張機能を5つ解説しています。
企画段階で、ベンリ機能を整理していると、仕事の攻めと守りも助けるパス回しができるサッカーの「ボランチ役」というイメージが思い浮かびました。
取材で印象的だったのは、平田さんはじめ立ち会ったみなさんが「日頃からAdobeを使っているけど、これを機会に知らない機能を学べるのが楽しみ」と、現場でノリノリだったことです。私も個人事業主としての仕事もしており、PDFリテラシーを高める機会に。
最後に紹介した電子署名。専用SaaSを契約をするほど多用する機会が私はいまないものの、外注で依頼する際、ものは試しに使ってみたいと思っています。文章の校正をして渡すのによく使っています。
ここで毎回相手にお願いしていることは、OS内蔵を含め、サードパーティーのPDFビューワーを使わないことです。Acrobatの様々な機能を使ってコメントや修正提案をするのですが、サードパーティーのソフトはその一部が表示されないことがあります。何度PDF上で指摘しても修正されないので、口頭で注意したら実は相手方には表示すらされていなかったということを何度か経験しました。
ちなみに、PDFが登場するまえはEncapsulated PostScript (EPS)という形式がよく使われていました。LaTeXをお使いの方であれば、このファイル形式にぴんと来る方は多いのではないでしょうか。このEPSは脆弱性が指摘され、いまは利用非推奨となっているので注意が必要です。
https://download.macromedia.com/pub/learn/jp/pdf_printguide_2021.pdf