本当に頭がいい人の文章からにじみ出る「知的正直さ」とは?
社会人1年目に受けたかった「文章の授業」
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注目のコメント
「知的正直さ」というタイトルには同意で、相手へのリスペクトもこの文脈に関係なく重要な事です。
具体的な方法論に関しては、「推定と断定を明確に使い分けます」は確かに必須の注意事項です。
ただ「ときにはある事柄について決断を下す前の葛藤や揺れ動く心情を赤裸々に書くことも」は、個人的には仕事のメールで書いた経験も読んだ経験もあまり有りません。
口頭でのディスカッションではそういう場面も有りますが、あくまでインフォーマルなやり取りだと思います。
仕事のメール等であれば「推定と断定」の延長線の話であって、十分な確度を持てないため議論が必要な点を列挙してもらった方が、心情を吐露されるより助かると思います。
書かれたところで受け手にとっては消化に困る心情をエクスキューズ的に書くよりも、確信が持てないのであれば持てないなりに少しでも論点を整理して議論の道筋を提示する事にエネルギーを注ぐのがむしろリスペクトだとも思います。冒頭の例文の何がイラつくかって、謙虚さが足りないとかいうより
「結局何も意見を述べていない」
ことではないですかね…
最近、こういう中身がまるでない報告を受けることがあって、「ポエムを書くな」と思う。
「言うべきこと」があって初めてら謙虚かどうかという問いが成り立つのであって、そもそも言うべきことがない空っぽの人はピッチに立つ資格なし。このようなチャットを上司なりにもらったら、これは実質的に「戦力外通告」ということでしょう。書き手の書き振りよりも重要なことは、「どうこれを切り返すのか」ー貰い手の対応ではないでしょうか。