Ｇ７サミット 中国の過剰生産問題・経済的威圧への対抗、供給網強靭化で結束
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注目のコメント
「中国が巨額の補助金を特定の企業に拠出し、生産能力を過剰に高めている問題について意見を交換した」
EUや米国が中国政府による補助金問題を調査しているが、実際にどれほどの補助金が出ているのかが分からない。
中国の肩を持つわけではないが、政府が企業に補助金を出すのは西側諸国でも普通にあるし、金額が多いからダメというのは今一つ説得力がない。
欧州の中国製EVへの関税強化は上海汽車２８％に対してBYDは１７％にとどまった。これは民営企業であるBYDへの補助金はそれほど多くないという判断なのだろう。
仮にそうであれば、BYDのEVはとんでもなく進んでいるということになる。廉価モデルであるシーガルの販売価格１５０万円からだが、同じ車を西側メーカーがつくれば倍以上になるだろう。この差を補助金だけで説明するのは無理である。
AIも含めた多くの分野の特許出願数で中国が他国を圧倒しており、その数は２位の米国の２倍以上である。これからの世界はどうなるのだろうか…。
