量的引き締め、一定期間か 「肩すかし」の声も 国債買い入れ減額
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GDP比の量的緩和(QE)残高は、米国は約30%、日本は約80%です。日本もコロナの前は60%ぐらいでした。日本が利上げしても米国との金利差を考えれば、円安是正のためには焼け石に水です。ならば同じ金融引き締めの効果のある量的引締め(QT)をより積極的に進めよう、という流れでした。しかし、日銀政策決定会合の結果はゆっくりしたQTでした。ならば円安是正の効果はほとんどない、という理解から円安になってしまいました。
毎回観測気球で先に過度に織り込ませるために事前に金利上昇円高が進み切ってしまい、結果が過度な期待ほどではないということで金利低下・円安を繰り返している印象です。