キリンHD株下落、ファンケル買収を討議-約2100億円との報道
AI要約
- 1キリンホールディングスの株価は一時前日比2.7%安の2104円と、5月29日以来の日中下落率となった
- 2健康食品大手ファンケルを買収すると日本経済新聞の電子版が報じた
- 3キリンはすでにファンケルに約33%を出資している
コメント
注目のコメント
親子上場を嫌がる風潮の中、既定路線だったのでは。
キリンは、ビールのパワーゲームからは距離をとり、プラズマ乳酸菌など知財性の高い素材を多角的に展開する”味の素”のような”キリン Inside”になりたいわけで、ファンケルとはシナジーを生み出しやすいと、出資の当初から考えていたことでしょう。
協和発酵の方は、もうすこし規模が拡大し、POC後基本的に導出をするビジネスモデルが確立できたと言えそうな時に、100%子会社化するのではないかな。いまはまだ創薬事業のビジネス・ボラティリティをフルに取り込むまでの肝がすわっていないのでしょう。それよりも、取締役会に付議する前にどうやって日経新聞に情報が渡り記事化するのでしょう?というのが、はて?と思ったポイントでした。それはファンケル株上がるわ。