マスク氏、スペースXの女性社員らと一線越える関係
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記事前半、スペースXに在籍していた「今回のマスク氏のお相手」に関しては、自由恋愛の範疇と感じますが、一般論として「優越的地位にある方は、このような自由恋愛に対して慎重であるべき」という意見が多いと思います。もちろん、自由恋愛に対して第三者がとやかく言う資格はありません。しかしながら、優越的な地位にある方が劣位の方との私的な交際をする場合は、ハラスメントの問題に発展する確率が高いと思います。また、交際中の人物間や夫婦間に優遇があるように疑われてしまえば、弁解の余地を持つことが難しいという点も問題になります。
地位の非対称が問題となる例として、企業において人事権や考課の権限がある上司とその部下の関係、学校において成績付与の権限がある教授・教員と担当学生・生徒の関係、犯罪捜査を担う刑事と容疑者の関係などが挙げられます。
一般にマスク氏のようなケースが企業内で発覚すると、企業人事は当事者双方に事情を聞きます。そのうえでセクハラなどの不当な扱いや人事上の優遇が確認できなかったとしてもなお、「人事権を使い恋愛中の片方を異動させる」ことは珍しいことではありません。人事の透明性を維持し、企業内の秩序を図るためです。
「上司ができないなら部下に求めることはできない」というのが通常の感性ですから、企業としてこのような人物を上級管理者に登用することにも慎重にならざるを得なくなります。多くの企業ではこういったことが表沙汰になると、とんでもなく大きく取り上げられ、退任に追い込まれることもあります。
SpaceXではなぜそうならないのか(そもそも米国企業では不倫や女性問題で退任になることはあまりない印象ですが)。
そういった問題も解決しているのが、COOのグウィン・ショットウェル氏です。
SpaceX影のリーダー、グウィン・ショットウェル
https://newspicks.com/news/10110415