2024/6/1

【泉房穂】日本が「負担地獄」から抜け出す方法

NewsPicks編集部
日本人の所得のうち、国に納める税金などの割合は、実に46%。
高齢化が進むこの国で、今後負担が軽くなる気配もない。私たちはこうした「大・負担時代」に耐えていくしかないのだろうか──。
そうではない、と断言する人物がいる。泉房穂氏だ。
兵庫県明石市で12年間市長を務めた泉氏は「本当は、政府のお金は余っている」と喝破する。
いわく、国民の負担が重いのは日本の政治家が「やるべきこと」をやっていない結果だという。
泉氏の市長時代に思い切った改革を行い、人口・税収を増やした明石市は、自治体のモデルケースとして語られることも多い。
一体どうすれば私たちは、この負担増のサイクルから抜け出すことができるのか。特集「みんなの節税」3回目の今日は、泉氏の熱い直言をお届けしよう。
INDEX
  • 定額減税という「過ち」
  • 負担を増やす必要は「あれへん」
  • 実は「安かった」子ども政策
  • 子ども支援こそ、経済政策だ
  • 日本の「負担地獄」は、変えられる
  • 有権者よ、声を上げよう

定額減税という「過ち」