【直撃】買収も合弁も増える。戦略コンサル「ボスコン」大攻勢
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日本にある戦略コンサル会社の中で、唯一1000人を超える規模になったのが、ボストン コンサルティング グループ(BCG)です。気づけば「少数精鋭」を超える規模に。そして日本のビジネスは、グローバルの中でも成長速度が早いといいます。
コンサル特集2日目は、そんな日本の事業を率いる内田有希昌・共同代表へのインタビューをお届けします。
「未上場だからこそ無理な成長はしない」「クライアントの課題にじっくり向き合う」。その一方で、伊藤忠との合弁が話題になりましたが、合弁や買収も厭わないとのこと。戦略コンサルも、備えるべき機能が激しく変化しています。その手段として、上場企業との合弁を選んだ決断は吉と出るのでしょうか。日本は丸投げ、アウトソース思考が良くも悪くも強いので、割り切れば魅力的な市場でしょう。AIやロボディスクなど今後の戦略テーマでは合弁もあり得るということですが、企業側もどこを内製するか、線引きはしっかりやるのが大事。
採用力が不足し、内製ではやりきれない企業も多い。高いスキルを持った人材ほど内部で登用し、変動費化したい稼働ベースのリソースはアウトソースする。それはクラウドや人材に限らない話。
日本は労働力に今後大きなチャレンジがありますから、AIやロボティクス同様、高い生産性と労働力を補うビジネスはコンサル含めて成長領域でしょう。昨日の記事では「コンサル支出は逆回転を始めた」「戦略コンサルは市場のごくわずか」「プロダクト化が進む」と、戦略コンサルの限界を主張する内容でした。
https://newspicks.com/news/10029088
一方、本記事の内田氏のインタビューは、戦略コンサルはまだまだ成長途上であるという主張で、大変説得力のある力強いお話です。
ただ、NewsPicks編集部はこの内田氏のお話を踏まえた上で、それでも昨日の記事を書いて公開したわけです。
要するに、本記事で内田氏が語ることについて、編集部は(少なくも担当記者の方は)同意していないということになります。
明日以降にどのような主張が登場し、どうやって総括するのか、とても気になります。