ガザ休戦交渉、今週再開も 新提案を協議、停滞打開なるか
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きょう、ハマースがイスラエル軍の兵士複数を新たに捕虜にしたと主張していて、それがガザ地区関連では今の一番重要なニュースですね。
ハマースの主張は、イスラエル政府に否定されており、ハマース側はまだ十分な証拠を示していないですが、事実であれば、交渉はさらに複雑化します。
もちろん、ハマースが無条件で他の人質とあわせて新たな捕虜も解放するのであれば、数週間の一時停戦くらいはできるでしょう。
しかし、ハマースもせっかく新しい交渉カードを手に入れたのであれば、よりハードルの高い要求、おそらくイスラエル軍の全面撤退と再度の侵攻をしないという確約(事実上のハマースによるガザ地区支配の承認)という要求から交渉を始めようとするでしょう。イスラエルとハマスの対立が長続きし、解決の糸口が見つからないなか、ガザ地区の民間人の被害はますます拡大しています。食料配給停止などが起きているなか、食料や薬などが届かず、明日生きられるか不安に思う人たちのことを考えると、休戦交渉が上手く進むことを願う限りです。