日本は「デジタル小作人」のままでいいのか 海外クラウド“高依存”の不安
AI要約(β版試験運用中)
- 1三菱総合研究所によれば、23年のデジタル関連収支は5.5兆円の赤字となった
- 2デジタル赤字は何年も前から起きているが、近年は赤字がどんどん増加している
- 3デジタル赤字の拡大は日本がデジタルサービスの利用を進めた結果であり、必ずしも悪いことではないが、デジタル赤字がさらに進むことには懸念がある
コメント
注目のコメント
デジタル赤字は今に始まったことではなく、WindowsとIntelチップに負けた頃からの話です。モバイル革命とクラウド革命で顕在化しました。
今は主な赤字は対米国ですが、今後米国以外が増えたら経済安全保障の問題にもなりかねません。政府が指定する特定重要物資11品目に半導体やクラウドプログラムが入ったことは知って欲しいです。ここは心配な点です。あくまでも、政府が扱うシステムについては国内のデータセンターであるべき、というのは経済安全保障の観点から理解できます。
それ以外については、例えば米国のクラウドサービスを国内企業が使うことについて、それを憂慮する必要性はあまり無いかと。それがコストパフォーマンスとして優れている限りは。
是々非々で考えるべきでしょう。
あまりにデジタル赤字とかを気にし過ぎて、日本がデジタル鎖国みたいなことを志向したら、このグローバルの時代にあまりに愚かな思想だと思います。うーん、心情的にわからなくも無いけど、フラット化した世界で『日本製』に拘る必要があるのだろうか?
プラットフォームが国外企業に席巻されても、例えば更に基礎となるデータセンターは日本に集中し始めているとか、更に基礎の半導体製造の材料のシェアは日本が高いとか、日本で括っても活躍している部分がある。
各国、各企業が自社の得意なところを持ち寄って、効率よく世界の経済が動けば、みんなハッピーな気がしてます。
![アプリをダウンロード](/resources/images/banner-app-download.png)