2024年問題が修学旅行を直撃 バス運転手を確保できず 路線バスの大幅減便も
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注目のコメント
賃上げで解決する問題だと思います。東京のタクシー運転手は年収1000万超えが続出してここ数か月で6000人増えました。バス運転手も賃上げ必至の情勢だと思います。一方、低い賃金しか出せない企業は、淘汰されることになるでしょうね。経済の新陳代謝という意味では悪い話ではないと思います。
この問題,近畿大学高橋愛典先生のコメントの最後の部分に尽きると思います.
「短期の対策としては市民に修学旅行などの繁忙期を周知して路線バスの減便などを受け入れてもらうしかない。長期的には運賃を上げて運転手のなり手を増やしていく必要がある。」
あとは,ブルーカラーや現業職の方がホワイトカラーより収入が高くなる時,公務員などの給料が高くなってしまうときに,足を引っ張ったりする発言は特に政治家の方に控えてもらいたいですし,そういう政治家に投票しない見識は必要だと思います.人手不足はバス業界に限ったことではなく全国的、全産業的な問題です。しかも、総人口や生産年齢人口(15~64才)よりも更に絞った現役世代(20~59才)では、1995年:7,113万人をピークに2020年:6,329万人、2045年:4,466万人と予測され、50年で2,647万人も減少します。この状況下では、賃金増で短期的に人員は確保出来ますが、中長期的には物理的に無理があります。
今回の修学旅行のバス確保に関しては、大阪や京都から奈良への移動ならば、バス以外の選択肢として鉄道(JRや近鉄)があります。バスでなければならない理由があったのだと推測はしますが、旅行会社ならば他の移動手段を学校や父兄に提案しても良かったと思います。