サイバーエージェント、新卒エンジニアの研修資料を2つ無料公開 「システム運用」と「オブザーバビリティ」を解説
AI要約(β版試験運用中)
- 1サイバーエージェントは新入社員研修で使用した2つの資料を公開した
- 2資料1はシステム運用の基本と戦略を解説し、バックエンドエンジニア向けの研修資料で全92ページ
- 3資料2はオブザーバビリティについての研修資料で、22年度新卒入社社員が作成したもので全172ページ
コメント
注目のコメント
ユーザーへのサービス提供やビジネスの屋台骨を支えるシステム運用の重要性と、システムの巨大化・複雑化に伴うオブザーバビリティの必要性、これらは私のようなITエンジニア十数年選手であれば骨身に染みて実感していることですが、23卒・22卒の若手エンジニアが言語化して24新卒エンジニア研修で教えるというのは、素晴らしい企業文化ですね。
必要は発明の母といいますが、サイバーエージェントはスケールの大きな事業とシステムでサービスを運用しているからこそ、新卒からこのような研修が行われるのであり、エンジニアの足腰が鍛えられる環境であることがよくわかります。
とはいえやはり多くの企業ではエンジニアに対して短期的な(売り物になる)機能追加や新サービス開発を求める現場が中心だと思いますし、運用業務を避けようとするエンジニアも一定数いるのではないでしょうか。
システム運用もオブザーバビリティも、事業やユーザーからは直接わかりづらい非機能なので、本記事のような追い風を受けて必要性をしっかり伝えていきたいと思いました。