長期金利が0.975%に上昇、11年ぶり水準-オペ減額や利上げ警戒
AI要約
- 1日本銀行の国債買い入れオペ減額や早期の利上げへの警戒感から長期金利が11年ぶりの高水準を記録
- 2日銀が国債利回り操作(YCC)の再修正を決めた翌日の2023年11月1日に10年債利回りが0.975%に上昇し、13年5月以来の水準に達した
- 3日銀がマイナス金利政策とYCCの解除を決定した後、国内機関投資家が円債に投資しやすくなっている
コメント
注目のコメント
日銀が6月の政策決定会合で国債買入金額の減額を決めるとの市場観測があるようですが、それはしないでしょう。
3月会合の際に、国債買入金額にポジティブな政策意図を持たせるべきではないという意見が出ていたことから推測しますに、しばらくの間は、「現状程度の買入金額」という幅のある表現を続けるのではないでしょうか。あと数年もすれば、不動産ローンの変動金利も無視できない程度に上がる気もしますが、今の東京のチキンレースぶりを見るにつけ、郊外や地方への移住圧力には寄与するような気がします。
個人的には日本はもう少しくらいコンパクトになっていかないとインフラの維持ができなくなってくるような気がしていますが、人口の分散化が進むようなら、閉鎖せざるを得ない自治体の数も、少しは減るのかなと思いました。とりあえず日本国債10年が1%、米国債10年が4.5%、このあたりでギャップは推移しそうです