米、高金利「忍耐強く」 FRB、根強い物価高で
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インフレは、通貨の価値がモノやサービスの価値に対して相対的に下がり続ける現象ですから、物価高を抑えるには、金利を高く据え置いて通貨の魅力を維持・昂揚しなければなりません。とはいえ金融政策の影響はかなり遅れて出ますから、緩和のタイミングが遅れると、気付いた時にはリセッション、ということになりかねません。
利下げが手遅れになる可能性を前に置き、いつまで「忍耐」を続けるか。インフレ退治を巡ってFRBの”チキンレース”が続きそう。(・・;本日はパウエルFRB議長の講演がオランダで行われましたが、FOMC後の会見で示した姿勢と概ね変化はなく、米株式市場も落ち着いた反応を見せています。
議長は「次の行動が利上げになるとは思えない」と繰り返す一方、「金利を据え置く可能性の方が高い」とも述べ、インフレ低下の自信得るまでは、時間がかかりそうだとの見解も示していました。
なお、本日の米PPIについては、かなりまちまちだったと述べていました。
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