牛角、安楽亭に代わって急浮上…「焼肉きんぐ」「焼肉ライク」ターゲットが"正反対"の2者の意外な共通点
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焼肉と言っても超高級業態から大衆店まで幅広い価格設定、更にそれぞれのブランドの特徴が分かりやすい業態がどんどん増えて来ている気がします。
地元の方でも、焼肉キングまたは牛角が、先に存在する店舗で成功をすると、それに追随して他の焼肉屋が出店する流れもあるので、マーケット的にも大きな判断材料になるようです。頷ける部分と頷けない部分とが混在する記事でした。
そもそも牛角も、当初は顧客ターゲットはしっかり絞られていました。しかしながら、店舗が増えてブランド力が薄まってしまったり、創業者(ちなみに焼肉ライクと同じ)が去ったりという中で、ターゲットがぼやけていったというのが現状ではないでしょうか。
ライクもキングも比較的最近の業態です。ときわ亭もそうです。安楽亭にいたっては、もはやいつから展開されているのか覚えていません。(1963年創業のようです)業態が時代に合わなくなってきた時に、うまくリブランディングができてないことが停滞してしまった真因ではないでしょうか。私が子供の頃にはありました。
焼肉業界がレッドオーシャンなのは間違いありませんが、その中ではロードサイドの方が投資が嵩む分、個人の方には出店しにくく、プレイヤーは少ないはずです。焼肉ライクは、もはや顧客を奪うことを狙っているのは、他の焼肉店ではなく、吉野家やスーパー松屋のような気がします。焼肉きんぐが近所にあり、家族でよく行くのですが、焼肉を食べに行くというよりも家族で"レジャー"に出掛ける感覚に近いなと思っています。
入り口には大太鼓があって入場するとドドンッ!と大きな音で出迎えてくれます。そこから始まり、店員(焼肉ポリス)の手厚い接客(子供の為に肉を切ったり焼いたりしてくれる)や、お肉以外にもデザートやドリンク含め100種類以上の料理から食べ放題が選べるシステム。しかも幼児無料・小学生半額です。肉もオーダーすると1分くらいでくる時もあり、とにかく家族連れに優しいサービス満点で、ひとつのエンターテイメントになっています。逆に焼肉きんぐに行った後に他の焼肉屋さんに行くと「なんか物足りないな」と感じてしまうほど。
記事でも書かれている通り、競争激しい飲食店では、ハレの日を楽しむ為にわざわざいく理由を作らないと味だけでは勝ち残れないんだなと思いました。