米バズフィード、赤字のニュース部門閉鎖 ハフポストに一本化へ
コメント
選択しているユーザー
BuzzFeedがニュース部門を閉鎖。2016年に日本版のBuzzFeed Japanを設立し、2019年まで創刊編集長だった人間として、とても悲しい。エンタメから始まってニュース部門に手を広げ、ピュリッツァー賞までとったニュース部門がなぜ閉じるのか。短い言葉では触れられないので、記事を書こうと思います。
誤解している人がいますが、BuzzFeedが閉鎖するわけではなく、ニュース部門の閉鎖。BuzzFeedはエンタメから始まり、今もエンタメ/ライフスタイル系が大部分。ハフポストを買収していたので、ニュースはそちらに統合していく動きです。
注目のコメント
ハフポをハフィントンらと立ち上げ、独立してバズフィードを立ち上げ、ニューエイジオンラインメディアとして人気を博し、逆に姉貴分だったものの鳴かず飛ばずで彷徨うハフポを一昨年買収し、今度は自分が泣かず飛ばずで祖業を潰しハフポにすがると。
SPAC上場を経てなお赤字垂れ流しで、いま見たら企業価値が100億円台しかない。
活字メディアは紙もネットも産業としては終焉しており、中小企業またはビリオネアー個人所有の文化事業として営まれるべきビジネスである、という事の証左がまたひとつ積まれた事案だろう。ハフポストに一本化ということでひとまず安心はしていますが…
それほどニュースは公益性が高く単独のものとして収益化するのが難しいということではないでしょうか。
お金を払う価値がない、それだけ社会に対してジャーナリズムを果たしてないということだと言う人もいるかもしれませんが、
天気予報も同じ。天気予報は大抵当たりますし社会に役割を果たしていますが、無料で手に入れられるのでそれで満足する人が大多数です。
その部門だけで収益化できずとも維持していかなければならないのが報道、ジャーナリズム。裏を返せば社会に必要とされる、役割を果たすジャーナリズムを目指していかなければならないと思います