自民党総裁選 党内の動きが活発に 菅首相の立候補断念受け
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総裁選は、投票は無記名ですが、立候補に必要な推薦人名簿には、議員の名前が必要です。推薦した候補が、のちに総理・総裁になるかどうかで、推薦した側の議員のその後の将来も変わってくると言われています。
このニュースで言えば、安倍前総理が高市早苗氏を推す動きは大きいです。ここに保守派の支持が集約されるかもしれません。麻生副総理がグループとして河野太郎氏を推すのに否定的という動きに連動している可能性があります。
この土日の焦点は、石破氏が推薦人20人を確保できるメドがたつかどうか。昨晩TBSのnews23のスタジオに生出演した石破氏は明言を避けたものの、眼光鋭くカメラをみつめる表情は、戦闘モードの時の石破さんでした。小所帯の石破グループだけでは人数が足りません。無派閥議員らの支持で乗り切ることも考えられますが、影響力ある実力者の一声で状況は一変すると思います。
幹事長を退任する二階氏の態度表明がポイントになるかもしれません。安倍前総理が高市早苗議員をエンドース(支援表明)、かつ麻生派が派閥として河野太郎議員に乗らないとなると、まさに蓋を開けてみるまでわからない総裁選レースになるのかも知れません。国会議員票を手堅くまとめられれば、岸田さんにもチャンスありか。野党側が一番戦いやすいのは岸田さんで、高市早苗・河野太郎氏はどちらも「選挙の顔」として相当強力でしょう。
一方で石破さん、野田聖子さんあたりは推薦人を集めが厳しそうですね。
…下村博文氏とはなんだったのか。。安倍元首相が高市氏の支持を表明したのは、かなり影響が大きいと思います。女性のトップは、確かに斬新で、この時代の選挙の顔としては力強いです。安倍氏もキングメーカーとして院政をふるえます。ただ、こうなると細田派も、河野太郎氏のいる麻生派も、派閥単位で動かない可能性があります。唯一、派閥をバックにしている岸田氏が旧勢力に見られるとしたら、全く先の読めない総裁選になりそうです。告示まで、まだ時間があります。「一強」が続き、自民党は権力闘争の仕方を忘れていたと思います。告示までまだ時間があります。闘い方を思い出したら、また波乱があるかも知れません。