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乱高下繰り返す円相場 ゴールデンウィーク期間中の動きを振り返る
円相場が大荒れです
2024/05/07
更新
写真:Bloomberg
ゴールデンウィーク期間、円相場が10円近く乱高下しました。4月29日には34年ぶりに1ドル160円台まで円安が進みましたが、政府と日銀による市場介入との観測や米国の雇用統計発表を受け、5月4日には1ドル151円台に。日米金利差への意識から、7日のNY市場では1ドル154円台後半で値動きしています。
田井 明子
NewsPicks Content Curator
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野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部 シニア研究員
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為替レートがどちらの方向に動くかは、あくまでも経済全体の様々な現象の集約的な結果に過ぎないわけであり、必ずしも望ましい例えではありませんが、我々が高熱になったり、低体温症になったりすることと似ています。
余りにも急激な体温の上昇や低下であれば、そのこと自体が多くの臓器にダメージを与えるのは事実なので、薬剤等を使って至急に止めにかかることには意味がありますが、より本質的には、体温変化の根源的な病原を突き詰めて、適切な治療をしない限り、事態は解決しません。
過去の諸外国を含むケースに照らす限り、今回の円安が「国力」に係る重大な事態であるとの議論は必ずしも説得的ではありません。但し、今回の円安を契機に、日本経済の長期的な成長の展望やそのための対応をより真剣に考えるのであれば、それは決して悪いことではないし、将来の何処かで本当の危機に見舞われた際に備える予習としても意味があると思います。
政治的には、為替介入のような「解熱剤」を使用せざるを得ないことも理解できます。但し、例えば、外為資金特会からの一般会計繰入を、円安で影響を受ける家計や企業向けの経済対策に紐づけるといった対応の方が、円安メリットの還元ないし共有という意味でアピールするように思います。
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