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2024年ノーベル経済学賞、MITのアセモグル教授ら 「国の繁栄と社会制度の関係」を研究
ノーベル経済学者が指摘「最悪の罪」
21時間前
更新
写真：NewsPicks
今年のノーベル経済学賞受賞者に、米マサチューセッツ工科大学（MIT）のダロン・アセモグル教授らが選ばれました。「国の繁栄と社会制度の関係」の研究が評価。会見では、先進国での民主主義の支持率低下に警鐘を鳴らし、社会の分断をあおるSNS空間を「現代の最悪の罪」と批判しました。
Yamada Yuko
NewsPicks Content Curator
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崔 真淑
エコノミスト『投資一年目のための経済・政治ニュースが面白いほどわかる本』発売！ Good News and Companies 代表取締役
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2024年10月14日
ノーベル賞のサイト＆YouTubeが一番おすすめです。アセモグル博士は、日本語記事や翻訳本も出ているので、日本人でもかなりの人がご存知だと思います。
経済学の教科書やAI関連記事でもお馴染みですよね。
ちなみに、上記のサイトをざっくりとまとめると、、、
なぜ国別に経済格差が存在するのか？
赤道付近に貧しい国が多いことから気候要因が重要とも思われてきた。
しかし、アセモグル博士たちは、実は欧州諸国による植民地政策が格差の契機と政治制度の影響が極めて大きいことを実証。
更には、植民地になった国でも格差が存在するのは、その国において一部のエリート層だけに利益を融通する搾取的な制度で支配した国と、入植者が多くその国の発展を促す投資や相対的に民主的な国を比較することで、民主的政治制度の重要性を指摘しています。
世界的に政治が荒れている国が多いだけに、こうした受賞に繋がったのかもしれません。ちなみに、一部のエリート層だけが支配的で国民の不満が溜まった国では変革が起こりやすいことも指摘されています。
2024年ノーベル経済学賞 「国家間の不平等」研究3氏に
AFPBB News
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2024/10/14
瀧本 裕子
イオン株式会社
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2024年10月14日
経済と社会制度の関係について研究し、国家間の繁栄の違いについての理解への貢献が評価され、ノーベル経済学賞を受賞したアセモグル教授。
以前、日本に対して警笛を鳴らしていたのを思い出しました。
今も状況はあまり変わらないのかなと思うのですが、27日の選挙で、政治と経済がもっと一体になって解決できる体制になって欲しいな、と思いました。
日本は「変化促す動きが弱い」 MIT教授アセモグル氏
2020/2/4
https://digital.asahi.com/articles/ASN23655JN10UHBI047.html?ptoken=01JA5AG2VMCBXJY3SC7PZ17YY5
民主主義や自由への攻撃、構造的な問題 アセモグル氏：日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63318430R00C20A9EA8000/
著書 自由の命運
https://amzn.asia/d/duuauEz
アセモグル氏ら3人にノーベル経済学賞
共同通信
・
2024/10/14
和田 崇
㍿Laboro.AI 執行役員／マーケティング部長
・
2024年10月14日
歴史分析にフォーカスした研究が受賞になることは珍しいのではないでしょうか。
その素晴らしさの裏側で、物理学賞・化学賞が AI関連だったことで「今年のノーベル賞はAIに注目が」などの報道で盛り上がった一方、経済学賞が『技術革新と富の不平等の1000年史』も執筆した著者らが受賞したことを思うと、なんともシニカルな感じが個人的にはしています。
分厚い歴史から経済制度と政治制度の補完的な関係性に触れ、大きな話題になった『国家はなぜ衰退するか』の発表が2012年。それから2023年には『技術革新と不平等の1000年史』が発表され、同書では、イノベーションが搾取的な権力に影響を受けると、むしろ不平等を加速させることが指摘されていたように思います。
AIという技術をどう平等のためのツールと用いるか、その警鐘を鳴らすようなつながりを今回のノーベル各賞から、私自身は感じているところです。
2024年ノーベル経済学賞 「国家間の不平等」研究3氏に
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経済学の教科書やAI関連記事でもお馴染みですよね。
ちなみに、上記のサイトをざっくりとまとめると、、、
なぜ国別に経済格差が存在するのか？
赤道付近に貧しい国が多いことから気候要因が重要とも思われてきた。
しかし、アセモグル博士たちは、実は欧州諸国による植民地政策が格差の契機と政治制度の影響が極めて大きいことを実証。
更には、植民地になった国でも格差が存在するのは、その国において一部のエリート層だけに利益を融通する搾取的な制度で支配した国と、入植者が多くその国の発展を促す投資や相対的に民主的な国を比較することで、民主的政治制度の重要性を指摘しています。
世界的に政治が荒れている国が多いだけに、こうした受賞に繋がったのかもしれません。ちなみに、一部のエリート層だけが支配的で国民の不満が溜まった国では変革が起こりやすいことも指摘されています。