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ルンバ、中国企業からシェア奪還へ 大幅値下げの新モデルを投入
ルンバが大幅値下げに踏み切ります
2024/04/21
更新
写真:アイロボットジャパン
ロボット掃除機「ルンバ」を展開するアイロボットジャパンが、従来の最安値機種の半額に価格を抑えた新モデルを発表しました。日本での世帯普及率は10%を突破したものの、安価なロボット掃除機を開発する中国企業の急拡大により、売上が急減。新モデル投入で、市場シェア奪回を目指します。
足立 真莉
NewsPicks Content Curator
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2024年02月17日
アマゾンによる買収が成立しなかったというニュースは話題になっていましたが、アイロボットの業績がこんなに悪化して窮地に陥ってるとは知りませんでした
記事の通り機能差で負けてしまっているのであれば、大規模資金を投じて研究開発で追いつかないとこの先厳しそうな中での買収の頓挫だったので、ライバルの中国企業からすると、ナイス欧州委員会という感じなんでしょう
日本でのシェアはまだ50%を維持しているとのことで、我が家もルンバくんと水拭きのブラーバ君がそれぞれ活躍してくれてますが、2in1は確かに魅力的かもです
日本の家電メーカーも製品は出してるはずですが、全く存在感がないんですね。残念です
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Kato Jun
ユーザベース スピーダアナリスト
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2024年02月17日
記事を見ながら調べたレベルなので間違えているかもしれないが、記事以外の要因が大きいのではないか。
それは「需要の一巡」。なぜそう思うかというと、記事にある『中国や日本では『水拭き』の需要があって』という言及。つまり、同じロボット掃除機でも顧客によって求める機能やその優先順位が違う。
iRobotの地域別売上を見ると、約半分が米国、約1/4がEMEA、約1/4が日本・その他地域。そして、2022年度は米国・EMEA含めた全地域で売上が減少。
Ecovacsの地域別売上は、中国が2/3でそれ以外が1/3。2021年→2022年でドルベースでは中国は+16%、中国外は+5%。
Ecovacsの米国でのシェアは分からないが、経営結果全体では、機能差より主要売上市場での需要の一巡の方が大きいのではないか?またその需要も、iRobotが強い地域ではコロナのタイミングで交換して、通常より交換サイクルが前倒しされた反動とかもあるのではないか。
もちろん、そのなかで後発で伸びているゆえにその勢いでもっと攻める部分もあるだろうが…
逆にiRobotについて、では他社が買収に手を挙げるか?ブランド認知はあるし、交換需要も発生する。中国企業が買収できるかは分からないが、中国企業だけでなく日本・台湾・韓国企業などにとっては欧米での認知やシェアは結構おいしい部分があるのではないか。
ちなみに現在の時価総額は約500億円…iRobotはファブレス。財務諸表を見ると、粗利率が低い(ブランドビジネスなのに25%前後、記事の競争要因もあろう)、販管費比率が高いことによる赤字。逆に、製造ノウハウがある企業が内製化して原価低減をさらに進めたり、営業の合理化によって、改善可能性は結構立てられる可能性もあると思う。
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