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フードビジネスのルール形成学

フードビジネスのルール形成学

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36本の記事
グローバル食品産業動向を解析し、日本はどう行動すべきか。Z世代など次世代のリーダーに即戦力となる有益な視点を提供します。
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畝山 寿之
うま味インフォメーションセンター 理事
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グローバル食品産業動向を解析し、日本はどう行動すべきか。Z世代など次世代のリーダーに即戦力となる有益な視点を提供します。
比喩で進化するウエルビーイング
全体に公開
ウエルビーイングという言葉には、幸福、厚生、福祉など、様々な訳語があてられています。その語源はイタリア語の「benessere」で、直訳すると「善いあり方」だそうです。アリストテレスの哲学では「最高善=幸福」です。 近代においてウエルビーイングという言葉が注目されるようになったのは、1947年に採択されたWHO憲章の前文で「健康」の定義にwell-beingという言葉が採用されたことに遡ります。その後、1980年代以降、エド・ディーナーらによって心理学分野で主観的ウェルビーイング(幸福度)の測定研究が盛んになり、1998年にはペンシルベニア大学のマーティン・E・P・セリグマン博士によって提唱されたポジティブ心理学の影響もあり、ウエルビーイングという言葉とその理解が広く浸透していきました。そして、2015年にはSDGsのGoal 3にwell-beingが採用されることになります。
感覚ナッジ事始め
全体に公開
今回は感覚科学(センサリーサイエンス)について紹介します。感覚科学とは、文字通り感覚を科学的に研究する学問で、私たちが外の世界を認識し、理解するために行う全てのやり取りを研究対象とします。 この分野は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚といったいわゆる五感の情報入力のメカニズム、脳内でのこの情報の処理(イメージ化や意味付け)、そして嗜好や感情、運動といった情報の出力までを広範囲にわたって扱います。最近では、外界を検出するこれらの五感に加え、身体の内界を感じ取る自律神経系の情報入力も研究対象に含まれるようになっています。仮想空間のような新たな環境下では、感覚科学の重要性はさらに増しています。 感覚は私たちの生活空間を知覚する基盤であり、多くの産業が感覚研究と密接に関連しています。これには、食品や日用品を扱う企業だけでなく、自動車、建築、家電、エンターテインメント、外食産業、さらには銀行に至るまで、ほとんど全ての業種が含まれます。日本においても、味の素、花王、トヨタ、パナソニック、ソニー、野村不動産、ゼンショー、MUFGといった企業が感覚科学を活用していることは、これらの企業のウェブサイトを覗くだけで明らかです。

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