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ビジネスパーソンの人生戦略

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33本の記事

マーケター兼キャピタリストの加古静香が、ビジネスパーソンのために、ちょっとした仕事や人生のヒントをシェアする、徒然なるエッセイ。

デライト・ベンチャーズベンチャーキャピタリスト／マーケター

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デライト・ベンチャーズベンチャーキャピタリスト／マーケター

思っているよりも、残された時間は短いかもしれない

有料購読者限定・2024/01/13

2024年トレンド予測の記事の裏で、実は年末からこの記事を書きかけて止めていました。でも、もしかしたらこの記事をシェアすることで、誰かの参考にもなるかもと思い、有料限定で公開してみます。個人的な話ですが、2024年の抱負を決めました。「価値ある時間の使い方をする」です。実はその背景には下記の出来事がありました。昨年夏、とある著名なビジネスパーソンと初めてお食事をさせていただきました。同じ大学の体育会系ご出身ということもあり、親しみを感じて楽しく時間を過ごさせていただきました。大柄で大胆豪傑な方であり、その肩に多くのものを背負える器の大きな方だなぁと思っておりました。が、その約3ヶ月後に突然の訃報。あの快活で大きくて頑丈そうな方が、病に倒れたのか。あの方がもうこの世にいないなんて全く信じられないし、実感も持てない…1度きりの対面だったので、身近な人よりもより驚きが増しました。

【トレンド予測】2024年はどんな年？準備ができている人にはチャンスも

全体に公開・2024/01/12

あけましておめでとうございます。年始早々災害に事故、事件となかなか激しい始まりで今年は一体どうなるのだろうと思いましたが、昨年の振り返りを踏まえつつ、今年がどんな年になりそうか、そこでどう考え動いていくのがよいか、私なりの考えをお伝えしたいと思います。 2023年はアフターコロナのリベンジ消費が盛り上がるだろうと考えていましたが、予想通り、というか順当に多くの人が動きました。またインフレは進み、人手不足も深刻、転職・起業も「え！あの人が！」という例も多かったような気がします。 ▼昨年の1月に書いた2023年のトレンド予測記事それでは2024年はどのような年になるでしょうか？私なりに感じている兆しから今年起こるであろう傾向をまとめます。

次を決めずに退職：積極的サバティカルと新しい働き方

全体に公開・2023/10/02

こんにちは、デライト・ベンチャーズ加古です。ここ数年、ベンチャー・IT業界で活躍してきたシニアなプロフェッショナルの“組織に所属しない新しい働き方”が増えてきたなーとひしひしと感じます。これは、おそらく私が長らくいる、主に国内のITベンチャーに限った（外資系を除く）話ではないかなと思うのですが、もしかするともう少し広がっているのかもしれません。ただ、特定の条件を満たせば、この働き方は十分可能だなと思うので、今日はそのスタイルを具体的にご紹介したいと思います。まずイメージが湧きやすいように、事例をご紹介しますね。前からフリーランスが多かった受託仕事元々、古くからカメラマン、ライター、デザイナーそれから10年ぐらい？前からエンジニアという仕事はフリーランスで働く人はいました。依頼事項が比較的明確で「とある取材の写真を撮る・記事を書く」とか「とあるプロダクトのデザインを担当する・コードを書く」といった業務の切り分けがし易い業務委託的・受託的な仕事です。

宮﨑駿の人生を凝縮した『君たちはどう生きるか』と、ジブリの日テレ子会社化に見る事業承継問題

全体に公開・2023/09/26

こんにちは、加古静香です。『ゼロから始めるスタートアップ・マーケティング』改め『ビジネスパーソンの人生戦略』とテーマを変更し、現代のビジネス社会を生き抜く１人の社会人として気になることを、ポツポツと書いていこうと思います。読む方に何か得られるものがあればいいなと。さて、今日はつい先日日テレ子会社化が大きなニュースとなったスタジオジブリの最新作について。（映画の内容に触れますので、基本的には鑑賞済みの方におすすめします）宮﨑駿の『君たちはどう生きるか』ご覧になりましたか？私自身はもう20年来の宮﨑駿ファン。最も好きな作品は『天空の城ラピュタ』、大いなるエンタメアニメを愛し、彼のインタビューや、相棒である鈴木プロデューサーの書籍などにも目を通してきました。

どうも居心地悪いのは環境が合っていないだけかも。ムラ社会が苦手です

全体に公開・2023/08/17

こんにちは、加古静香です。これまで「ゼロから始めるスタートアップ・マーケティング」というテーマでトピックスを何とかかんとか投稿してきましたが、1年を過ぎ、ついにネタ切れ、うーんうーん、と数ヶ月苦しんだ挙句、Newspicksの方と相談した中で「テーマ絞らず色々書いてみましょう！」とアドバイスいただき、一旦テーマを広げてみようと思いました。「ビジネスパーソンの人生戦略」とやや盛り気味に打ち出しまして、キャリア、マーケティング、エンタメ、スタートアップ、時には子育てなどフリーテーマにしつつ、私自身が日々仕事に人生に悪戦苦闘する中での気づきを、現代社会で戦うビジネスパーソンの皆様にシェアさせていただければと思います。

オウンドメディアって意味あるの？その効果と実施のポイント（後編）

全体に公開・2023/03/30

こんにちは！デライト・ベンチャーズ加古です。前回はオウンドメディアはどういう効果を期待して、どのような施策を選ぶのがよいかというのをお話ししましたが、今日はオウンドメディアを実際に制作、運用するに当たっての１記事の制作プロセスにおける具体的な考え方・ポイントをお伝えしたいと思います。オウンドメディアの期待効果については前編をどうぞ。 ▼前編はこちらオウンドメディアって意味あるの？その効果と実施のポイント（前編）企画は明確な目的と背景がありきどんな施策でもそうだと思うのですが、まずは目的と企画です。記事ごとに何のために作成する記事なのか、結果誰に何をしてほしい施策なのか、という目的を最初にはっきりさせておき、目的とセットで企画を検討します。

オウンドメディアって意味あるの？その効果と実施のポイント（前編）

全体に公開・2023/02/25

こんにちは！デライト・ベンチャーズ加古です。今日はオウンドメディアについて。事業立ち上げ初期のマーケティング施策といえば、デジタルマーケティング、PRときて、次にやるべきか迷うのがオウンドメディアです。オウンドメディアってほぼ無料で始められるけれども、工数がかかる、そして効果が見えにくい。ちょっとやってみたけど無風で心折れて、ブログ１、２記事、SNS数投稿で放置されている企業アカウントの多いこと、多いこと。いや、わかるその気持ち。これ、意味あるのかなって。真面目にコンテンツを作ろうと思えば工数がかかり、結構大変です。ですが、もしそのスキルがあるなら、やったほうがいい、というのが、メディア出身者でもある私の意見。ではその理由、オウンドメディアの効果と、実施する際に何を期待して、どのようなポイントに気をつけて実施すればいいのか、を考えてみたいと思います。

【大企業VSベンチャー】ベンチャーの強みとは何か？

全体に公開・2023/02/11

こんにちは！デライト・ベンチャーズ加古です。先日、大企業出身の起業希望の方が「スタートアップ・ベンチャーの人と話すと（理由はわからないが）コンプレックスを感じる」という話をしていました。それを聞いた時、わかるなぁ、私もそうだったなぁと思いました。その理由とは一体なんでしょうか？私自身は、いわゆる「大企業」に所属したのはアマゾンの1社のみなので、日本の伝統的大企業の空気感をリアリティを持って知っているわけではないのですが、ただ、2010年に当時社員数500名ほど成長著しいDeNAに転職してきたときは、大いなるカルチャーギャップを感じたので、その時の経験も含めて「大企業とベンチャーは何が違うのか？」と考えてみようと思います。

【2023年トレンド予測と5つのポイント】風に乗ってよい1年にするために

全体に公開・2023/01/19

あけましておめでとうございます。デライト・ベンチャーズ加古です。皆様、年末年始はどのように過ごされましたか？今年の目標など立てられたでしょうか？ 2023年をどのように過ごしていくかを考える上で、そもそもどんな年になりそうか、を考えるのは有意義なことではないかと思います。今日は、私自身が考える今年のトレンド予測と、その上でビジネスパーソンが成功するために、また人生を楽しむために、留意すると良いポイントをまとめてみたいと思います。 2023年のトレンド① 「出かける」リベンジ消費 2023年は本格的にアフターコロナの雰囲気が強くなるだろうと考えています。実際には感染者数は増えるものの、インフルエンザのちょっと重いやつ、みたいな雰囲気で、「コロナ感染しちゃったよ」という会話が頻繁になされ、重症化する人の比率が低いこともあって、日常に溶け込んでいくと思います。

エンタメから読み解く、今年人々が必要としたものとは【2022年振り返り】

全体に公開・2022/12/28

こんにちは、デライト・ベンチャーズ加古です。 2022年が終わりますね。私は新卒で入ったのが映画の会社だったこともあり、何となく世の中の世相をエンタメに反映して読み解く傾向があります。ちょうど今年は年末にかけてヒットドラマ・映画も多かったため、今日はエンタメを例に挙げつつ、2022年の気分を振り返って読み解いてみようと思います。 2022年は昨年に引き続き激動の1年でした。コロナ禍は3年目に突入、年初からの株式市場の冷え込み、ウクライナ戦争、物価高、人手不足からの世界的なインフレ、そして11月には150円突破まで進んだ円安。また、安倍元総理の銃撃事件、梨泰院の事故とショッキングな事件も相次ぎました。

プロフェッショナルと一緒に仕事をするメリットと、そのポイントとは

全体に公開・2022/11/23

こんにちは、デライト・ベンチャーズ加古です。今日は「プロフェッショナルと一緒に仕事をすることが、成功に大きく貢献する」こと、また、できる人と一緒に仕事をするコツをご紹介したいと思います。というのも、ここ1年近く、私自身は起業支援・キャピタリスト業務の傍らで、デライト・ベンチャーズ自体のブランディング・PRを担当しているのですが、戦略作りからPR、そしてホームページの制作まで、外部の様々なパートナーさんと一緒にお仕事をさせていただいているなかで、素晴らしいプロフェッショナルに恵まれ、まだまだ道半ばではありますが、手応えを感じられており、このことをご紹介したい！と感じたからでした。マーケティングとは、目的は1つだけれどやることは非常に多種多様であり、様々なスキルの総合芸術なので、外部のパートナーさんに相談をすることも多い。その分大きな予算を使う役割でもあるのですが、そのお金の上手な使い方が、とても大事です。

コロナで起こった3つの変化と、これから創りたい未来とは

全体に公開・2022/11/20

こんにちは、ご無沙汰してしまいました。デライト・ベンチャーズ加古です。先週子供が2人コロナに罹患しまして、39度前後の高熱が出て、幸い1、2日で回復したものの、感染者・濃厚接触者の自宅待機で子育てと仕事の両立になかなかタフな1週間でした。また、子供から親がうつらないためにどうすればいいのかと経験者に聞いてみると（現実的にはかなり難易度が高いのですが）結局感染者と距離を取るしかないんだなと改めて気づかされました。もうすでに3年近くになりますが、コロナというのは圧倒的に人と人の間に距離を変えた災厄だったなぁと思っています。というわけで、今日は改めて感じた、コロナによって起こった不可逆な個人と社会の変化と、今後どうなるか・なりたいかについて、まとめてみます。

初めてのスタートアップ広報、資金調達プレスリリースに必要な視点

有料購読者限定・2022/10/08

こんにちは、デライト・ベンチャーズ加古です。しばらくキャリアの話が多かったのですが、今日はスタートアップにおけるマーケティング、広報の話をしようと思います。 9月は弊社投資先のうち商談獲得最適化SaaSのImmedio、エンジニアの給与情報データベースのPROJECT COMPの2社が初めて調達のプレスリリースを配信し、日本経済新聞、東洋経済、ダイヤモンド・シグナル、BRIDGE、Strainer等に取り上げていただきました！デライト・ベンチャーズとして事業の立ち上げからサポートしていた2社というのもあり、実は、PRも少し弊社でサポートをしていましたが、まだ初期のスタートアップにおける広報の価値を考える機会になりました。

なぜDeNAへの入社がキャリアの転機になったのか【アジャイルキャリアのすすめ #004】

全体に公開・2022/09/18

こんにちは！デライト・ベンチャーズ加古です。今日は、アジャイルキャリアのすすめ第4弾、私が最も愛した会社、DeNAの話です。DeNAには足掛け7年在籍しましたが、濃密な7年間であり1回では書ききれないなと思っています笑　長くなりそうですが、この転職でキャリアの本質に気づき、大きな転機を得ました。それはなぜだったのか。よろしければ、お付き合いくださいませ。前回：自由とやりがいを求めた転職で思い知った現実【アジャイルキャリアのすすめ #003】 2回めの転職の条件は「仕事がたくさんあること」「チームで働くこと」さて、船井総研で挫折を味わった私は、次の会社を探しはじめました。次の転職のポイントは、　1）コンサル業務の中で面白かったマーケティング業務をメインにしたいということ、そして、2）お客様を自分で探さずとも、仕事があふれるほどあること、そこで圧倒的に力をつけられること、そして、3）チームで働けること、でした。

起業につきものの「失敗」をどう受け止めるか

全体に公開・2022/08/28

こんにちは、デライト・ベンチャーズの加古です。今日は、アジャイルキャリアのすすめ、は一旦お休みして、近頃の出来事から、改めて感じた「失敗」の受け止め方についてお話ししたいと思います。失敗した起業家が「チャレンジしてよかった」というのは何故なのか起業とは、失敗の連続です。弊社のベンチャー・ビルダーチャレンジという起業支援プログラムでも、起業準備をし、アイデアを検証したものの、強い顧客ニーズが見つからずにストップするもの、開発まで進み運営を始めたもののPMFの兆しが見えずにストップしたものが、実は多数あります。ただ、失敗に終わった起業家の多くは、最後には晴れやかな顔で「チャレンジしてよかった」と言うんですね。

自由とやりがいを求めた転職で思い知った現実【アジャイルキャリアのすすめ #003】

全体に公開・2022/08/24

こんにちは、加古静香です。生涯の夢や目標が見つからなくても、短期間の目的、目標を置き、まずは挑戦してみて、結果を踏まえて、調整をして、再チャレンジする“アジャイルキャリア”をおすすめしています。 “アジャイルキャリア”のすすめ #001 前回は新卒で、「好き」を理由に映画配給会社を選び、業界誌の編集職に就いたが、「好き」では勝てない、と気づいたことをご紹介しましたが、今回はその後、新卒5年目に選んだ次のキャリアについてご紹介しようと思います。好きを仕事にした新卒キャリアで学んだこと【アジャイルキャリアのすすめ #002】仕事の手応えを求めた初めての転職 1社目では「映画の好き度では勝てないな」と気づいたことから、次のキャリアを探しはじめました。元々編集の仕事自体は面白かったのですが、業界誌ということもあり、読者からの反応が少なく、手応えを感じにくかったことで「一体この記事本当に読まれているのか？お役に立てているのか？」を不安に感じていました。そんなわけで、転職活動を始めた当初は、出版社をメインに「仕事の手応え」を得たいと転職先を探していました。

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