• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験
探検する知、創造する未来

探検する知、創造する未来

フォロワー1712人
17本の記事
このトピックスでは、AI技術に関する論文を一般向けに分かりやすく解説し、未来を生き抜く知識を提供します。
岡 瑞起のアイコン
岡 瑞起
筑波大学 准教授/株式会社ブランクスペースCTO
フォロワー1712人
17本の記事
このトピックスでは、AI技術に関する論文を一般向けに分かりやすく解説し、未来を生き抜く知識を提供します。
「ノイズ」が協力的なチームをつくる鍵となる
全体に公開
ビジネス環境において、協力は成功への鍵だ。だが、個々の利益とチーム全体の利益の間にはしばしばジレンマが生じる。自己の欲求を満たす行動が、チームや組織全体に対して非協力的な結果をもたらすことがある。この記事では、そうした社会的ジレンマを乗り越え、ビジネス環境で協力を促進するための「ノイズを導入する」という戦略について、最新の研究成果をもとに探る。 囚人のジレンマ 協力的なコミュニティやチーム関係を構築する方法を考える際、参考になるのが「囚人のジレンマ」という概念だ。この概念は、個々が自分にとって最も良いと考える選択をすることが、集団全体にとって最悪の結果をもたらす可能性がある状況を示している。 たとえば、2人の犯罪者が別々に尋問される場面を想像してみよう。もし一方が相手を裏切れば、裏切った側は軽い罪になるが、両者が裏切れば、二人とも重い刑に処される。一方で、共に黙秘すれば(協力すれば)、双方にとって軽い罪になる。このように、個人が自己利益を最大化しようとすると、結果的には全体として不利益に陥る可能性があることを、囚人のジレンマは示してくれる。
創造し続けるAIの登場?キーは人間のように「面白いものを見つける力」
全体に公開
AutoGPTの自律的なタスク処理 タスクを自動的にサブタスクに分け、解決していく能力を備えたAI、AutoGPTが注目を集めています。まるで優秀なアシスタントのように機能するこのAIは、ユーザが目的を設定するだけで、サブタスクへの分割や実行、改善までを自動的に行います。オープンソースで開発されており、誰でも利用可能です。 たとえば、私(岡瑞起)のプロフィール作成をAutoGPTに行わせると、AIは学歴や職歴をGoogleで検索し、出版した論文や仕事の内容から、興味・関心までさまざまな情報を集めてプロフィールを作成します。以下はその一例で、特に研究に関するまとめが秀逸です。 コンピュータサイエンティスト、人工生命分野の研究者。筑波大学で工学博士を取得。研究テーマは、機械学習、深層学習、人工生命技術を用いたデータ解析・活用など。人工知能学会ウェブサイエンス研究会監事、株式会社ブランク・スペース技術顧問。岡は、創発現象としての生命、大規模ボイドシミュレーションとウェブデータによる研究、パケット交換ネットワークにおける動的恒常性などをテーマに研究論文を発表しています。また、池上高志氏、加藤和彦氏などの研究者との共同研究も行っている。

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか