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中国語を学ぶ、学び方を学ぶ

フォロワー76人

13本の記事

本気で中国語を学びたい社会人のために中国語学習の方法・コツをお伝えします。

伊地知太郎

他 2人の投稿者

the courage（カレッジ）中国語学習コーチ／キャリアコンサルタント

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the courage（カレッジ）中国語学習コーチ／キャリアコンサルタント

トレーニングの目的を１つにするだけで語学学習が大きく変わる

全体に公開・2024/09/10

忙しい社会人が中国語・英語を学ぶ時、少しでも効果的な学習・トレーニングをしたいと考える方が多いのではないでしょうか。 the courage（カレッジ）に相談に来る方の多くもどうすれば効果的なトレーニングができるかということに関心がある方が多いです。いろいろな視点がありますが、今回は語学学習をより効果的にするための１つの考え方として、「目的を１つに絞る」ということについてお伝えしたいと思います。トレーニングの目的を１つに絞る３つのメリットまず、語学学習のトレーニングには、色んな効果が期待できるものが多いです。例えば「音読」であれば、発音を良くする、一定のスピードで後戻りしないリーディング力を身につける、音で単語を覚える、音で文を捉えてリスニング力を上げるなど、万能とも言えるんじゃないかと思うくらいどんどん出てきます。

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「宣言的知識」と「手続き的知識」を意識することで語学学習が変わる!?

全体に公開・2024/09/03

言語はスキルか、それとも知識の集積か？言語学習のアプローチや方法を大きく左右する重要なテーマとしてしばしば話題に上がるのが、「言語はスキルなのか、それとも知識の集積なのか？」という問いです。日本語母語話者は日本語のスキルが完璧に身についてますが、たとえば「嬉しい」と「楽しい」の違いを端的に説明できる人は少ないでしょう。一方で、これまでの外国語の学習において、文法ルールをいっさい学ばなかった人も少ないのではないでしょうか。言語学習における「知識」と「スキル」はどのように関係しているのでしょうか？宣言的知識と手続き的知識人間の知識の形態には、二つの主要なタイプがあります。「宣言的知識」と「手続き的知識」です。宣言的知識とは、言語化できる知識のことで、具体的には文法や語彙、さらには自分の過去の経験に関する記憶が含まれます。例えば、「be動詞はis, am, areの３つの形に変化する」などの文法のルールを説明できる能力は、宣言的知識に分類されます（小柳2020）。

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中国語の「内卷」「卷」とは？― 競争社会のリアルを映す流行語

全体に公開・2024/08/27

中国のネットスラングには、現代社会の複雑な競争やプレッシャーを映し出す表現が数多くあります。その中でも特に注目されているのが「内卷（nèijuǎn／ネイジュアン）」という言葉です。今回は「内卷」及び「内卷」から派生した「卷（juǎn／ジュアン）」の意味と背景について解説していきます。「内卷」とは？「内卷（nèijuǎn）」は、元々「involution」という英単語の訳語で、社会学の専門用語として使われていました。本来は「社会がある発展段階に達した後、次の段階に進めず停滞すること」という意味ですが、ネット上で学生たちが「資源が限られている中で無駄に繰り広げられる激しい競争や資源の奪い合い」という文脈で使い始めたことから、「内卷」という言葉が広まりました。現在では、本来の意味よりも「無意味な競争」という意味として定着しています。

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中国語学習はじめの１歩は【１冊を徹底】が良い理由

全体に公開・2024/08/20

以前「日本人が中国語の勉強をはじめる時に気をつけたい3つのこと」についてお伝えしましたが、今回は具体的にどうやって勉強をはじめたら良いか、中国語学習のはじめの一歩について紹介します。結論としては、まず入門書を１冊購入して、それを徹底してやり込みましょう。どんな入門書が良いのか、徹底するって具体的には何をすれば良いのか、また、なぜそれをするのが良いのかということまでお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみなさんの第一歩を踏み出してみてください。購入する入門書の条件まず１冊中国語の入門書を購入する必要があるのですが、そのテキストは以下のようなものを選んでみてください。 ①分厚すぎない全ての文法事項を網羅してるような分厚いテキストもあります。そして、中長期的に中国語学習と向き合う場合にはそうしたテキストも必要になりますが、最初にそれを手にしてしまうと挫折の原因になるので、網羅的かどうかよりも、取り組みやすいかどうかを優先して選びましょう。イラストがあるとか、文字が大きいとか、「これなら読めるかも」という感覚はとても大切です。

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Picks

英語（言語）学習では何で発音が重要なの？

全体に公開・2024/08/13

みなさんは、学校の英語の授業で発音の勉強をした覚えはありますか？「RとLは日本人の苦手な音だ」「THの発音は舌を噛む音...？」このような発音に関する断片的な知識は、大人になった今、英語を話すハードルを上げることはあっても、建設的に役に立つことは少ないのではないでしょうか。発音は完璧でなくても問題が起こりにくく軽視されがちですが、一方で綺麗な発音は憧れの的で、発音矯正専門のスクールも根強い人気があります。この記事では発音を学ぶことの意義について、一緒に探求してみましょう。前提 - World Englishesという考え方結論からお伝えすると、今回の記事の趣旨は、発音は言語習得や四技能の習得にとても重要であるというものです。

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中国語の「精选评论」と「控评」とは？― ネット上における印象操作

全体に公開・2024/08/06

インターネットやSNSの普及に伴い、自らのイメージ作りや印象操作のためにSNSで提供された機能を悪用し、コメント欄やレビューなどを操作する現象が見られるようになりました。皆さんも、通販サイトでのサクラによる虚偽の商品レビューや、SNSのコメント欄における嘘のコメントを見かけたことがあるはずです。中国でも、インターネットで印象操作を行っているところが多く、それを迷惑がっている人々も少なくありません。今回の記事では、ネット上における印象操作の中でも特に話題になっている「精选评论（jīngxuǎn pínglùn／ジンシュエンピンルン）」と「控评（kòng píng／コンピン）」という2つの表現について解説します。

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日本人が中国語の勉強をはじめる時に気をつけたい3つのこと

全体に公開・2024/07/30

以前、知り合いの中国人経営者の方から「日本人が中国語を勉強する場合の注意点をいくつか教えて頂けませんか？」と連絡がありました。その方の知り合いの日本人が中国語を学ぼうとしてるけど、自分は中国語教育に詳しい訳ではないので、ネイティブの先生ではなく私に相談をしてくださったということだったようです。そして、今回はその時にメッセージで返信した内容をもとに、日本人（日本語が母語の方）が中国語を学ぶ時に気をつけたいことを３つ紹介したいと思います。 ①アンバランスな「初級」であると意識すること ②外国語を学ぶという意識を持つこと ③全体像をおさえて一点にこだわりすぎないアンバランスな「初級」であると意識すること

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英語・中国語の習得に必要なのは量だけ？～「気づき」で変わる学習効果～

全体に公開・2024/07/23

何らかの能力を伸ばそうと思った時に、練習することが重要なのは、疑う余地がないと思います。しかし、必要なのは練習量だけかと問われると、そうではないと考える方が多いのではないでしょうか？能力の成長には練習量以外の要素が関わっていることは、経験的にも想像がつきます。たとえば、私たちが日々繰り返している呼吸はどうでしょう？読者の皆さんもこれまで何年も、一日も休まず呼吸を何回も繰り返してきたことと思いますが、ご自身の呼吸が10代のころより上手になったと思いますか？そのような実感をお持ちの方は、そう多くないはずです。 Panasonicのデータによると、人間の一日の呼吸回数は、最大約2万9000回です。一日で3万回近く積み上げても、量だけで上達するのは難しいようです。

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中国語の「预制菜」とは？― 中国におけるレトルト食品の魅力と不安

全体に公開・2024/07/16

現代の忙しい生活においては、手軽に美味しい食事を摂ることが求められます。中国語には、そのニーズを満たす「预制菜（yù zhì cài／ユィヂーツァイ）」という表現があります。これは「料理包(liào lǐ bāo／リアオリーバオ)」とも呼ばれ、レンジや湯煎で温めるだけですぐに食べられるレトルト食品のことを指します。今回は、この「预制菜（yù zhì cài／ユィヂーツァイ）」の意味と文化的背景、使用例について詳しく解説します。「预制菜」の意味と文化的背景「预制菜（yùzhìcài）」は簡単に言えば袋状の容器に入れられたレトルト食品のことです。预：予め制：作られた菜：料理

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時間管理で語学学習は変わる～忙しくても続く・身に付く方法～

全体に公開・2024/07/09

忙しい社会人が中国語・英語を学ぶ時に立ちはだかる壁が時間捻出です。the courage（カレッジ）に相談に来る方の多くもこの時間捻出に悩んでいます。ただ、忙しい中でもしっかり時間を作って語学力を伸ばしている方がいるのも事実です。そうした方々はどのようにして時間を作り、かつ継続しているのでしょうか？今回は忙しくても続く時間管理術について、具体的な事例も含めて紹介したいと思います。時間は小分けにして無理のないスケジュールにする 1日に5分の勉強時間では、やらないよりは良いですが、語学力を上げるにはあまりに少なすぎて、自分の伸びを感じることもできずにやめてしまうということになりがちです。そのため、少なくとも1日に1時間は勉強時間に充てたいです。

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日常に英語学習を取り入れる「フォーカスオンフォーム」の考え方とは？

全体に公開・2024/07/02

これまで様々な業界で英語を必要とする方と一緒に学習してきました。みなさん共通して興味を持たれるのが、学習のタイムパフォーマンスをいかに上げるかという話題です。前提として、言語の習得には膨大な時間と努力が必要であることは否めません。「90日でマスター」や「これだけでペラペラ」といった宣伝文句は魅力的ですが、全員に当てはまるとは限りません。それは紛れも無い真実であるものの、その中で少しでも学習の効率を上げていく必要があるのもまた事実です。少なくとも、かけた時間から得られる学習成果が多ければ多い程よいことは異論の余地がないと思います。この記事では、忙しい中で英語学習を継続しているみなさんに、「フォーカスオンフォーム」という考え方をご紹介します。考え方一つで、普段職場で使われている英語や中国語も学びの機会にしていけるかもしれません。

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困難からの脱出を表す中国語「上岸」とは？― 公務員試験と大学院受験の例から

全体に公開・2024/06/25

現代中国語には、日常生活や特定の状況で使われる独特な表現が多く存在します。その中でも「上岸（shàng àn／シャンアン）」という表現は、文字通りの「岸にたどり着く」という意味を超えて、試験に合格したり、困難な状況から脱出したりする際によく使用されます。今回は、この「上岸（shàng àn／シャンアン）」の意味と文化的背景、使用例について詳しく解説します。「上岸」の意味と文化的背景「上岸（shàng àn／シャンアン）」とは、本来は「川や海の中から岸に上がること」を意味します。しかし、現代ではこの表現は比喩的に使われ、「特定の目標を達成したり、困難な状況から抜け出す」ことを指します。例えば、公務員試験や大学院入試での合格や、多額の借金の完済などが該当します。

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ビジネスで必要？中国語を学ぶ人たち

全体に公開・2024/06/18

今まで多くのビジネスパーソンの中国語学習をサポートしてきましたが、今この記事を読んでいる方の中には「え、中国語って必要なの？どんな人が勉強してるの？」と思っている方も多いのではないでしょうか？そこで、今回はそもそも中国語ってビジネスで必要とされているのか、また、どういう人が中国語を学んでいるのか、少し具体的な例を挙げて紹介したいと思います。ビジネスにおける中国語の必要性中国語に限った話ではありませんが、通訳がいるという前提であれば、絶対に必要という訳ではないケースが多いです。また、専門的な通訳がいなくても、日本語ができる中国人スタッフが多くいるというケースでも同様で、そうしたスタッフがたくさんいる職場であれば、社内では日本語、社外では英語でビジネスを回せてしまうことも多いです。

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