「EVシフト確信」、ホンダが電動化などに10兆円投資-10年で
AI要約
- 1ホンダはEVに向けた取り組みを強化し、2030年度までの電動化やソフトウェアなど成長領域への資源投入の累計は10兆円を見込む
- 2ホンダは30年までに世界で7車種のEVを投入し、25年度中にモバイル電池パックを搭載した超小型モビリティを日本で投入する
- 3ホンダは10兆円の投資の内訳はソフトウェア関連の研究開発支出向けと米国やカナダ、日本でのEVのバリューチェーン構築に関する費用がそれぞれ約2兆円で、残りがEV専用工場を含む生産や開発領域への投資や支出となる
コメント
注目のコメント
競争力を有し収益性を確保できるBEV事業はソフトウェアと紐づいたSDV価値を確立する必要がある。それを実現するためにはLiB、SoC、SW、AIなどを垂直統合する戦略が不可欠。垂直統合戦略で投資5兆が2年で10兆円になったわけである。漫然とEVを作っていても生き残れない時代が来ている。司直統合戦略を打ち出せる財務基盤を築いたことで、今回の大きな戦略ステップアップを公表できたということだろう。
今年に入ってからのEVやHVのマーケット状況に関わらず、将来を見据え戦略を鋭利かつ明確にしてくれるのには好感が持てました。
三部社長のコメントに現れていると思います。「二輪・四輪などの小型モビリティについては、EVが最も有効なソリューションであるという考え方は変わらず、長期的視点で見ればEVシフトは着実に進んでいくと確信しています。足元の状況変化に捉われ過ぎることなく、2020年代後半以降に訪れるEV普及期を見据えた中長期的な視野で、強いEVブランド、事業基盤の構築が必要です」先ほどまで会見に参加していました。電動化、自動化、ソフトウェアデファインドビークル(繋がる化)への投資を積みます意向を示しました。三部社長は「稼ぐ力」もついてきたとします。