ソニーG株が急騰し11%高、好業績や資本政策を好感 財務懸念一巡も
AI要約(β版試験運用中)
- 1ソニーグループの株価が急騰し、営業利益が増加する見込み
- 2株主に対する株式分割と自社株取得枠の設定が発表され、買いが誘われる
- 3買収提案に関する懸念が後退し、株価が上昇している
コメント
注目のコメント
多くの日本企業の財務戦略は、株式分割、増配、自社株買いが三点セットになってます。東証のPBR対策がきいています。今年に入り自社株買いは、大サプライズだった三菱商事の3000億円を号砲として、ソニーも2500億円と一昔前より一桁多くなっています。
昨年末比ソニーGの株価は低迷し、年初来日経平均株価が目を覚ましたかのような爆上がりをしていただけに今回の株式分割、自社株買いは投資家にとって十分サプライズな発表でしょう。特に株式5分割はいままで手が出せなかった個人投資家が現在の株価換算で最低20万円台で手に入れることができるようになることは朗報でしょう。既存株主は含み益が出た時点で一部売却が可能になり、益出しのチャンスが増えるというシナリオも描くことができます。
成長戦略と資本政策。両輪が成り立ってこそ。
ただ実務的には、自社株買いなどの還元について、投資すべきだと反対する社内の人に手を焼いている経企の人が多いと感じる。
成長期待できる市場がない企業が低PBR銘柄には多いわけで、BSがメタボになっているんでわ?
肥満の人が食事制限すべきであって運動なんて邪道だと言っているに等しいと思う。