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ブラジル南部 洪水で被害拡大 屋根に取り残された「馬」が救出され、人々に希望与える

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    在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長

    ブラジル国内でもほぼ全ての報道がこの大洪水に時間を割いていますが、まずは亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。と同時に未だ行方不明の方のうち少しでも多くの方々が発見されることを願っております。

    ブラジルは地震や台風などの天災がなく、強盗や窃盗などの人災しかない、と言われていたのはもう過去の話と言わざるを得ません。

    実際、私がプロジェクトで造作家具の製作を依頼しているブラジル国内トップランクの内装業者さんは甚大な被害を受けた地域に本社工場があり、すべての建物の一階部分はほぼ全浸水してしまいました。

    ブラジル国内では政府をはじめ各企業や団体が救援物資を募り現地へ送っています。私がお世話になっているブラジル企業も大々的に支援物資キャンペーンを開始し、これからどんどん気温が低下するブラジル南部へ毛布や防寒着などの物資を送っています。

    一方で、現地では商店や空き家に侵入し物資を略奪する輩が後をたたないようで、本当に悲しくなります。こういう有事の際こそ国民の民度が問われます。

    国内の論調としては、今回の大洪水について多くの識者が温暖化による気候変動を理由にしていますが、個人的にはそれちょっとズレてない?と思っています。ゲリラ豪雨のようなものはここ10年くらいで増えているとは思いますが、その度に政治家をはじめ行政関係者やデベロッパーは何かして来たでしょうか。言ってしまえば、今回の大洪水もここまで被害が大きくなったのは人災と言っても過言ではないでしょう。

    そもそも、今回被害を受けている人口130万人のブラジル南部の都市ポルト・アレグレのみでなく、サンパウロやリオなどのメガロポリスでさえも、スコールが30分も降れば幹線道路さえも川になってしまうほど排水設備は脆弱です。

    言うのは簡単ですが、今回の大惨事を教訓にして、国全体で都市の排水や治水インフラを大幅に見直すきっかけにしなければいけないと思います。

    そして今こそ災害大国である日本の知恵や叡智が生かされる時です。


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