オンライン化で急増? 脳を変容させる「ギャンブル依存症」
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大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏の事件で注目されるギャンブル依存症について、多くの患者の治療にあたってきた松下幸生医師に話を聞きました。病気であることを自覚しにくいため周囲や医療機関への相談が遅れ、状況が悪化していく人が多いとのこと。自分や家族、友人など、誰もがふとしたきっかけでなりうる病気として、知っておきたい内容です。
私は20代の頃、パチンコ・パチスロにはまって身を滅ぼしかけました。頭の中はいつもギャンブルで、平日は閉店間際でも毎日のように店に通い、何万も費やしていました。
今振り返ると、仕事を要因としたノイローゼからくる依存症だったんだと思います。
本記事によると、「快感への期待」がドーパミンの分泌を促し、それが過剰になっていくところに要因があるとのこと。
しかし、なぜ快感を過剰に期待するのでしょうか?
そこを医学的に解明して欲しいと思います。
私の経験からすれば、何かに対する不安、不満が助長させていると思います。そこを抑止することがポイントではないかと。
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そんな私も今は立ち直りました。
立ち直ったきっかけは転職活動。
今でもハッキリ覚えています。
毎年夏の長期休みになると同期と一緒にバックパッカーしていました。その年も同期から「エジプト行き飛行機を予約しといたから行くぞ」と言われたのに、悩んだ挙句、「今回はパスするわ」と断りました。なんだか行く気がしなかったのと、その旅行資金をギャンブルに使いたかったからです。その時は自分の異変に何となく気付いていました。
その後の10月第1週の中間決算。心が悶々としたまま帰宅した深夜2時ごろ、Yahooページの右側に出てきたリクルートの転職スカウト広告を何気なくクリックして登録したところ、翌日からバシバシとメールが飛んできました。
実際に面接も受け、いくつかの会社から内定も頂きましたが、いざ転職するとなると転職にビビってしまっている自分がいて、結局は転職しませんでした。
しかし、その転職活動が自信になり、目の前の仕事に熱量をかけることができるようになり、パチンコ・パチスロも徐々にやらなくなりました。
今ではこんなに長文コメントできるくらいになってますwギャンブル依存症について、久里浜医療センターの松下幸生先生に詳しくお話を伺いました。ギャンブル依存症になるのは特殊な人というわけではないと、取材を通して痛感しました。現代社会は、ドーパミンを放出させる刺激に溢れていて、誰でも手軽にそれらにアクセスできる。ギャンブル依存症を知ることは、他の依存症を知ることにもつながります。また、ギャンブル依存症患者が抱える認知の歪みは、健康な人でも誰でも持っている認知バイアスが極端になったものです。
ギャンブル依存症と患者の中でいったい何が起きているのか、そしてどうやって回復していくのか。知っておくと、きっといつか、自分や誰かの助けになるのではないかなと思います。