米オープンAI、13日に検索機能発表 グーグルに対抗=関係筋
AI要約(β版試験運用中)
- 1米オープンAIは13日に人工知能(AI)を利用した検索機能を発表する予定
- 2グーグルとの競争がスタートすることになる
- 3オープンAIの発表は、14日に始まるグーグルの年次カンファレンス「I/O」の前日に行われる可能性がある
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複数メディアで5/13の発表が予想されているようですが、検索エンジンで圧倒的な力を誇るGoogleはにとって脅威になるでしょうし、我々ユーザーにとっても大きな節目になるのかもしれません。
一方、予想される機能としては、Bloombergによれば「新しい検索サービスはChatGPT用の拡張機能であり、チャットボットがインターネットを直接検索して出力結果にソースを引用できるようにするもの」とのことで、ChatGPTのUIに近いものを想像させられます。
個人的に大きな変革として期待しているのは、"キーワード検索"=検索単語が明確になっている、顕在化している必要があったこれまで検索スタイルが、"文章ベース検索"=あいまい検索も可能になるであろうことです。
言い換えれば「形式知の検索」から「暗黙知の検索」とも言え、これまで言語化・明文化できなかったインサイトに近いレベルでの探索ができるようになると、我々のネットスタイルは大きく変わるように想像しています。
企業としても既存のSEO(検索エンジン最適化)から、新たな対策を求められることになりそうです。単なる検索エンジンとは異なる。AIのスタンスは単に物事を調べるものではなかったはずなのですが、OpenAIが検索機能を準備している様です。
ただ、今の最新事情をしっかりと認識しながら答えてくれるAIなら使いやすいため、お互いが融合していく様にも感じます。OpenAIとMicrosoftの連合は、検索エンジン市場に大きな変革をもたらす可能性があります。
ChatGPTのようなAI技術を検索に統合することで、単なるキーワードマッチングではなく、ユーザーの意図を理解し、より的確な回答を提供できるようになるでしょう。
一方で、GoogleはAI分野でも高い技術力を持っており、すでに検索エンジンに対話型AIを組み込む動きを見せています。
Googleの圧倒的な検索シェアを考えると、OpenAIとMicrosoftが検索市場でGoogleを脅かすのは容易ではありません。
ただし、Perplexityのような新興の検索エンジンは、最新のAI技術を活用し、ユーザーに新しい検索体験を提供しています。引用元を明示し、信頼性の高い情報を提供する点は、従来の検索エンジンにはない強みと言えます。
OpenAIとMicrosoftの提携は検索エンジン市場に大きなインパクトを与えるでしょう。
しかし、Googleの優位性は揺るがず、新興勢力との競争が激化することで、ユーザーにとってより良い検索サービスが生まれることを期待したいと思います。